Water Garden
あや



 入院日記一日目


完全復活したと思われた娘が入院する事になりました。
長くなりますがお付き合いください。


00:00
娘タイマー発動。グズリが酷い。オムツに赤いものが混じって少々テンパる。この時間から10〜15分間隔で激しく泣く→ぐったりして寝る、を繰り返す。

02:00
一回目の嘔吐。オムツにつく血の量が増える。

04:00
二、三回目の嘔吐。血便がオムツ一面に広がりイチゴゼリー状になる。かかり付けの小児科をネット予約。一番早い時間で11:45という事実に胃が痛む。

06:00
旦那起床&出勤。

08:00
嘔吐&血便は治まった気配。激しく泣く→ぐったりして寝るの間隔が長くなってきた。起きるだけの体力がないのかと心配になる。

11:00
少し早いけれど、スリングでかかり付けの小児科へ。スリングの中に居る間は比較的ご機嫌。

11:45
「腸重積の可能性が高いので」と近くの総合病院を紹介される。「時間的には救急なんだけど、先生が待っててくれるから小児科外来へ行ってね」と微妙に急かされる。その病院は地下鉄で二駅と近いけれど、現在地から駅までが徒歩10分はかかる微妙な距離。ま、途中でタクシーが居たらタクシーを使おう。なんて思って外に出たら目の前にタクシーが居て驚く。

12:30
タクシーで総合病院に到着。待機してくれていた小児科医による診察。症状だけ見るなら腸重積で間違いなしとの事。レントゲン及びエコーでは確認できず、入院して様子を見る事に。旦那や弟に「入院ケテーイ」とメール発射。入院手続きを終えて診察室の前で待機していると娘のギャン泣きが聞こえまくりで泣きそうになる。30分ほど経ったところで診察室に呼ばれたので中に入ると「やっと点滴入りました」って。針刺すのに30分もかかったのか。娘も可哀想だけど、暴れる娘を抑える看護婦さんも大変だったろうなぁ…。点滴を刺され包帯でグルグルにされた左手を見てさらに泣きそうになる。浣腸をして便の様子を見てから病室へ移動。この間娘爆睡。疲れたんだろうなぁ。石から「絶食にします。水分補給は点滴からできるので心配要りません。母乳はあげて良いですよ。母乳はご飯と同じだからあげすぎないように」と説明に「それ絶食じゃなくね?」と軽く混乱する。

15:00
入院する部屋は4人部屋。女の子は娘のみ。隣のベッドの坊ちゃんは小学校入学前くらい。絶食中。しょっちゅう「お腹すいた」と呟いていて気の毒。正面は9ヶ月の坊ちゃん。斜め前は幾つくらいか不明だけどイヤイヤ期くらいの坊ちゃん。仲良く出来ると良いなぁなんて思う間もなくDQN家族に頭を痛めることになる。これは後述。

15:30
入院道具一式を取りに一旦自宅へ。17時に看護婦の数が減るからね、という言葉に「なるべく早く戻ります」と返事をするものの、超余裕ぶっこいてシャワー浴びました。うふ。娘の服を持てるだけと私の着替え2〜3日分、洗面道具一式、お尻拭きを鞄に突っ込み、近所のDSでメリーズM46枚入り820円を一袋購入し再び病院へ。17時5分前に病院着。俺すげぇ。ほぼ同時に旦那も到着。娘の様子を見てから再び職場へ。

18:30
地震キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!ただでさえ揺れる病院のベッドの上。しかも転落防止用の高い柵がある状態で出来る事など、娘を抱えて布団にもぐるのみ。まして、とてもじゃないけど新しいとは言えない病院。チヌ。すぐに収まったけれど頭の中では救命病棟24時がグルグル。しばらくは娘が柵を蹴飛ばしてベッドが揺れるたびにびくついてました。たったの震度3なのに。

20:00
面会時刻終了にもかかわらず、斜め前のDQN一家は帰るどころか人数が増える一方。最終的に大人三人、幼児一人が深夜まで居座る。前述の通り、絶食中の子供が居るにもかかわらずアイスパーティーを繰り広げるDQNにイライラ。

22:00
消灯。DQN一家の一部帰宅。娘爆睡。

00:00
娘タイマー発動。おっきしたお。家じゃなくても有効なのか。
同時に隣から「ままー」「なに?」「ままダイチュキ」「ありがとう」と言うやり取りが聞こえ、あまりの可愛らしさに布団の中で身悶える。以降、看護婦さんの巡回やワゴンのゴロゴロという音に一々起きる娘につき合わされ、一睡も出来ないまま長い一日が終了。



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個室にすればよかったなぁ…。


2006年12月19日(火)
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