シブヤさんの絵の個展を見に来ている。小さなギャラリー。外はいい天気。ナツミさんではなくて、どうやらコウジさんの個展のよう。ぐるっと回って見て、感想をノートに書いていると、斜めうしろあたりに誰かがいる気配がして、そちらを見ると、ナツミさんがニコッと立っている。それで私は、おぉっとちょっと驚いて、「こんにちは。びっくりした」などと言う。