日々日記
いちらん…ふるい…あたらしい
過去にその人と会ったのは恐らく数回。
それでも全然親しくならなかったし、ほとんどまともにしゃべったこともなかった。 でも不思議な事に印象深くて、しかも懐かしいとさえ感じるんだよねぇ。
そんな不思議な友達と名古屋で会った。
で、なぜ懐かしいと思うかが今回わかったよ。 考え方と生き方がだいぶ似てるんだねぇ私たち。
ものの価値の置き方も似てる。大事にしたい物も、よく似てる。
でも、これまで話した事もないのに当時どうしてその人が印象に残ったのか。 それはよくわかんないまま。不思議。
そうねぇ。。あえて思い当たるとしたら、当時その人は目が死んでたからかもなぁ。
その時その人は、一緒に暮らしてる恋人と満月団に参加してたんだけど、 好きな人と新生活を始めたんだから、もっと生き生きしててもいいはずなのに、 どうにも暗かったんだよね。
寂しそうで、悲しそうだったなぁ。 あたため合う仲間がいなくて、寒さに震える子犬のような感じ。 話がしたかったけど、それは恋人の役目だしな、と思って話さなかった。 (その人も、当時は見抜かれそうで避けてたとか言ってたし。わはは)
それが、今回会ったらすっかり目に光が宿っていて! ああ、自分の足で立ったんだねぇ。心に体力がついたんだねぇ。と思った。 そんで、「これが、あなたですか」と思って、頼もしく見た。
見違えるほど立派な青年になっておいでたよ。
最近悲しい出来事があって、ちょっと塞いでいたそうだけど、 それを差し引いてもこぼれる生命力。胆力。しなやかで、力みのない、ありのままの姿。
そんな姿に接して嬉しくなった。
「お互い年をとって生きるのが楽になったよねぇ」 「もう20代には戻りたくないよねぇ」と話しながら、日泰寺をぶらぶらして 仏舎利を冷やかし、お茶を飲んだのでした。
不思議だった。どして私たちここで一緒に歩いてお茶飲んでいるのかしらね。と。ふはは。
時が熟せば、こういう事もあるんだなぁと思った出来事だった。
縁は異なもの粋なもの。
お互いこれからが楽しみだねぇ。 大事にしたいものをとことん大事にして、がんばろうねぇ。うふふ〜^^
inu-chan
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