I create you to control me DiaryINDEX|past|will
10日は東大でMichael Bambergの「ナラティヴ分析の挑戦―アイデンティティ研究への一視点」に出た。バンバーグ先生は、ナラティブ・アプローチをとる人のなかでは珍しくというのか、ビデオデータ、それもインタビュー以外の会話場面についてのマイクロ分析をする人である。ポジショニング分析というのか、会話のなかで自分を何者として、どのようなレトリックを用いて語るのかといったことが分析の焦点になる。以前みせてもらった分析では、思春期をむかえる少年たちが、男同士で語りあう際に、どのように自らのジェンダーアイデンティティを表出するかといったことが会話分析的におさえられていた。能智先生の紹介によるとエスノメソドロジー・会話分析にもふれたことがあるとのことで、なるほどねと合点がいく。
INDEX|past|will
hideaki
|