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2006年09月20日(水) |
研究会『多声のナラティヴと対話‐バフチンと心理学』のお知らせ |
10月22日に以下の研究会を京都にて開催します。ドストエフスキーの小説をモチーフにして「多声性」「対話主義」など、近年のナラティブ論を考えるうえではなくてはならない概念を提供しているのがバフチンです。ナラティブや質的研究法にご興味のある方はぜひともご参加ください。僕は先日の「教育心理学会」での発表をベースにして話題提供するつもりです。
============================== 多声のナラティヴと対話 −バフチンと心理学研究会− ●日時:2006年10月22日(日)13時-18時 ●場所:京大会館 101号室 〒606-8305 京都市左京区吉田河原町15-9 TEL:075−751-8311 交通案内・マップhttp://kyodaikaikan.jp/access.html
ナラティヴ論の源流のひとつであるミハイル・バフチンの理論をとりあげ、 心理学の具体的な研究と多声的な対話をこころみます。バフチンのテクストは、 さまざまに自由な読みを可能にします。じっくりと時間をかけてバフチンと つきあってきた研究者たちと、バフチンを巡って多声的に響きあう情熱的な 対話のコラボレーションを楽しみませんか。熟成の声も、即興の声も交差して、 幾重もひろがる語りの輪の中に、あなたも入ってみませんか。 予約はいりません。どなたでも自由に直接会場にお越しください。 なお「質的心理学研究」の第7号特集は「バフチンの対話理論と質的研究」です。 (茂呂雄二・やまだようこ 責任編集、投稿締め切り:2007年3月末)。 詳しくは、質的心理学会HPをご覧ください。 http://genyo.kinjo-u.ac.jp/~quality/
<プログラム> 司会:やまだようこ(京都大学大学院教育学研究科) ◆13時−14時30分 『生徒を抱える多声的空間としての「学校」 −対話を開始させるズレの可視化』 松嶋秀明(滋賀県立大学) 『境界横断と対話の時空間 −文化を越境する教師の語り分析をもとに』 保坂裕子(兵庫県立大学) ◆15時−16時30分 『力と言説 −バフチンの対話論と共同行為のミクロな発達』 茂呂雄二(筑波大学) 『Unfinalizability −語りつくせなさの開くもの』 當眞千賀子(茨城大学)
◆17時−18時 総合討論:『多声のナラティヴと対話 −バフチンと心理学を巡って』 企画:やまだようこ(京都大学大学院教育学研究科) 主催:科研費プロジェクト 「フィールドの語りをとらえる質的心理学の研究法と教育法」 http://www.k2.dion.ne.jp/~kokoro/quality/ 問い合わせ:京都大学教育学研究科 発達教育実習室 develop@www.educ.kyoto-u.ac.jp 共催:日本質的心理学会、21COE京都大学心理学連合
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