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2006年06月24日(土) 一銭焼はおいしかったよ。

土曜日は学園祭。これまでいったことがなかったのだが行ってみる。というより、over50%なんとかというサークル、若者がもっと選挙にいこうという運動をされているところで、トークライブ、何か話せといわれてしまったのでこなければならぬ。

心理学の立場からなどといわれても、政治と心理の結びつきなど私は知りませんよ。投票行動がご専門のO先生におまかせして僕はよこでコーヒーとお菓子をたべていることにする。とはいえ、黙ってるのもなんなので、ちょっとしゃべったが歯切れは悪かった(なかば意図的にだが)。

だってさ、おおよそ「青年」とか「若者」とか、そういうカテゴリーでくくって一般的に論じようとすることがまず生産的ではない。そして、「なぜ」投票にいかないのかというように、理由をつきつめてもおそらくそこには何にもない。「なんで」と聞かれるから一生懸命それらしいことをいうのであって、その理由がとりさられたら人は選挙にいくのかというと、僕はどうもそうとは思えない。

そもそも、投票にいくなんてことは、いってみれば「正しい」ことだ。正しいことをやれ、どうしてやれないのと言われると、だいたいの人はしゅんとなったり、感情的に反発したくなってくる。そんなに若者バッシングしてもどうしょうもなかろう。もっとさ、明るく、楽しく、気軽にとりくめるようなことがいいんじゃないの。

・・・とそういう意見をのべさせていただく。よんだ学生は困っていたようだったけど、僕を呼んだらそういう話になるんだからしょうがないわな。

でもまあ、その学生さんたちは、選挙のことを、というよりこの国の将来を一生懸命考えておられるわけで、ある意味、とてもしっかりした方たちだ。若者のあいだには政治なんていうと盛り下がるからやめようぜとか、一種の嫌悪感のようなものがあるらしいです。そういう雰囲気にもまけずに自分が大事だと思うことをやっておられるのはとても大事なこと。すこしでも生産的な活動になることをお祈りしてま〜す。


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