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2006年03月15日(水) 気がつけばこんな時期に

気がつけば3月ももう半ば。そして日曜日には【家族心理.com】のシンポジウムですね。blog拝見すると生田先生は準備を着々とすすめておられる様子。書籍販売もなさるとか。すばらしいですね。同日に東京でも国際的なシンポがあるそうですが、内容的には負けてないと思います。○常心理学をやらなくても、エビデンスを突き詰める以外にも、臨床心理学を深めていくチャンスはたくさんあると思います。

断っておきますが、僕は上記の方向性に異論はないのです。ただ、そればっかりというのはよくない。それに、臨床心理学が「科学」だと名乗るための代表がそれなのだと言わんばかりな勢いを感じますが、だとするとちょっと困るなあと思うわけです。

論理実証主義的な発想にうまく適応する部分だけとりだして、アートをサイエンスにするんだというとしたら、ちょっとどうなんでしょう。いわゆる「アート」というのは、「自由」とか「主体性」のようなものであって、ある種の制約のもとにおかれなければ発見できないんじゃないか、と。だから、制約のないところに「アート」なるものはなく、あるのは「無茶苦茶」というものですね。心理療法がアートであることとサイエンスであることは相互構成的であり、アートをサイエンスで駆逐するという発想になるとしたら、ナンセンスです。

いや、まあ、そんなことは誰もいってないといわれればそれでいいですが・・・。というわけで(どういうわけで?)、みなさま、ご興味おありでしたら是非いらしてくださいませ。

さて、昨日は学内特別研究の会議、その後、懇親会。あんまりゆっくりしてる場合でもないのだが、仕事に追われているのはみな一緒。

懇親会では、健康問題についての見識を深める。先日のナラティブ研でも40代になったらガクッとくるという話をきいたばかり。僕ももう若くない、などというと笑われるかな。外見は十分学生でとおりますから。






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