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2004年11月25日(木) 幼稚園にて講演会

朝から車にのって多賀町の大滝幼稚園まで。
お母さんの勉強会の講師を頼まれたのであった。

別に僕が指名されたわけではなく、うちの専攻に依頼があって、なんとなく僕がひきうけただけ。幼稚園児のお母さんの講演会なんていうのは初めてでどのようなことをいったらうけるのかわからないから準備にはとまどった。

とはいえ、語れることも少ないということで、幼稚園の頃の子どもにとって家族というのは、癒しの場であるのと同時に、頑張るための足場をつくる場なんですよーみたいないい加減な話を1時間弱。

子育てといったって、お母さんの寄与率は実は少ない。もともと育てにくい子は、育てているうちにだんだんそれっぽいお母さんになっていくものだから、鶏とたまごみたいなものだ。でも、関心事なのである。

お母さん方は子どもの世話をしつつの参加で大変そうだったが、その後の質問コーナーではいちおう役員さん(つまり、質問がでないときの質問要員)以外のお母さんも質問してくれたし、まあまあよかったのではないか。

しかし、どのお母さんも子育ては大変そう(でも、楽しそうでもあるが)。僕が心理学的になんたらかんたら言っても結局しんどいのはかわらないわけであるから、「大変なんです」といわれたら「はあー、大変ねえ」といっているのが一番なのかという気もしつつ、まあ、そういうわけにもいかないね(ま、そういう役割をとるのもひとつだとは思うけれどもね)。

それから「お母さんは子育ての専門家で、僕はなにも知りません」なんていっても、「でも、お前はべらべらしゃべってんじゃねえか」ということだし、講師料をもらうのは僕だけだからリアリティもなにもない。せいぜい僕の話を聞いて、心理学者でもわからなくてあの程度なんだから、私らもけっこうやってるわよねというふうに自己評価を高めてもらえればいいのではないかと。『必殺死んだふり』である(またもや自虐ネタ)。


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