2002年02月14日(木) |
日本舞踊のスピリット(覚書) |
3月の寄せ集めイベントに創作の日本舞踊がある。 あさってリハーサルって事でやっと今日音ネタをもらった。
「新曲浦島太郎」? それって新曲浦島ちゃうの? 歌い出しがどう聞いても新曲浦島や。
「そう踊り」 これって浦島くさいなぁ〜。
古い歌詞カードを引っ張ってきて曲聴くと 正解!!
「八島の官女」 最後木ガシラ(踊りがキマッテ狂言方がチョンと打つ木のこと)があって 波音(タイコをトントン叩いて表現している音)に キザミが入ってる 止めギ(曲がおわりましたよって合図)
そんでもって幕シャギリ(演目が終わって入る鳴り物)
大体幕シャギリは付けないことが多い。
電話でお師匠さんに確認取ると思ったまんまの大正解。
日本舞踊の歌(歌舞伎の抜粋?)って1曲 20分から30分くらいあるので歌詞さすがに覚えてません でも歌い出しとか、終わり(段切れっていいます)の歌詞 は結構覚えてたりして
あと着替えたりする時の音とか 着替えたあとに出てくるときの歌の歌詞とか 結構覚えてる。
なんでかっていうと日本舞踊のスピリッツがあるからね。
以前あるお師匠さんに「日舞わかりますか?」 って聞かれた事があります。
「まぁ何とか」 これが正直なレベルです。
流派によって同じ曲でも小道具が違うし 振りも違うし 歌詞まで違うことがあるので知ったかぶりが要注意!!!! 「うちとこの流派にはその歌詞ないねん」って言われた時は 本当にびっくりしました。
ジャズダンスやヒップホップ、バリ舞踊にフラダンス 色々聞いてそれぞれよさがあると思うけど
日本舞踊の曲、長唄も常磐津も清元も大和楽も 音の隙間がきれいだなあ〜
ってつくづく思った今日のお仕事でした。
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