2006年07月14日(金) |
「それからのパリ」/雨宮塔子 |
書店でみつけたとき、「二人子供を産んでなおキレイになっている!」雨宮さんの写真に衝撃を受け、て即買いしてしまった本。 でも最初は内心「また海外に憧れてうらやましい、とか思っちゃうんだろうなー私。」と思ってた。でも違かった。
キレイになるとか、そういうこと全部ひっくるめて、 自分を自分の思う”よりよい状態”に保つ・そうであるように努力すること・考えること、というのは、パリだろうが盛岡だろうが、住んでいる場所に左右されるものではなく、 自分の中で常に探していくものなんだ、ということ。
いい時も悪いときもひっくるめて、自分が毎日どういう気持ちで暮らすかーそしてそれをどのように人に伝えるかー そこの違いで、受け手への印象はかわってくるものなのだな、ということ。
同じ場所で暮らし、同じレストランを予約して、同じ服を着て、同じアクセサリーをつけても、 (私はこういう目に見えるモノに大変よわい) 私は彼女のようにはなれないし、キレイに見えるかは分からない。 今自分が持っているものを見につけて近所で買い物していたとしても、私の気持ち一つで、下品にも汚くも見えるし、キレイに感じよく見えることも可能だろう。
頭で分かっているつもりだったけど、本当にそう思ったのは初めてで、改めて実感出来た気持ち・新鮮な気持ちになった。 時々読み返したいです。
|