2003年08月29日(金) |
「群青色の羽毛布」/山本文緒 |
盛岡へ行くバスの中にて読みました。 これは映画化もされていて(観てないけど)その予告を観て気になってて、 さきに原作を読みたいと思って購入してみたのですが。 うーーーむ・・・思ったより、すーーーーーんごく重かったです・・・。 しかも今の私にはちょ〜うタイムリーなテーマで。恋人と、母親と、自分と・・・。
家族との関係って、若い頃はあまり気づかないけど、このごろになって すごく考えることの一つです。 絶対血のつながらない人には分からない、濃くて複雑で微妙で、絶対で。 けして逃れられないし、そして決して途絶えることはなく、続いていく。 小さな頃から、とくに家族って、親って兄弟って、とよく考えていましたが、最近はプラス恋人や、姉の夫、弟の彼女や奥さんとの関係とかについてもいろいろと感じたり考えたりすることが多くて。 そうゆうことを考えてしまう本でした。
でも、私にとってはあまり後味がいい本ではなかった気がします。
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