低家賃? - 2006年06月26日(月) 山路を登りながら、こう考えた。 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。 住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 上はご存知、夏目漱石の「草枕」冒頭。 改めて読むと、 軽くて、すらすらと流麗な、 でも含蓄ある真実ですねえ。 まったくだ。私とて仕事しているといつもこんなことを思う。 ところで何で「草枕」かというと 昨日マイハニーが言った一言に驚いたからです。 日々の生活費の話、というリアル話をしていて、 家賃がもう少し下がらないかな?なんていう話に至ったのですが 彼女、こう言いました。 「やっぱ住みにくい時はもっと安いところに引っ越したくなる、って漱石も 『草枕』の中で書いてるけど、ありゃ全くだよね〜。」 へ(??) おい。。。 「安いところ」って家賃が安いところ、って意味じゃねーぞ。 心安いところ…気持ちの落ち着くトコって意味だろ。。。 時々マイハニーはとてつもない。 (この後、自分で大ウケしてた) ...
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