まぼろし - 2005年01月17日(月) なににおいても世知辛い世の中である。 いくら笑顔でポジティヴに 自分の周りの生活だけでも楽しくしようと努めても それは様々な悪意や憎悪によってあっけなく阻まれる。 ここ、音楽の業界においてもそう。 音楽は人に何かを伝えるもの、 何よりも「心」を大切にしなければいけないはずだ。 (ベートーヴェンは最後期の大作『ミサ・ソレムニス』の楽譜に「心から心へ伝わらんことを」と書いた。) でも現実の場では、前から書いているように どんどん陰湿な、悪意の多い、 音楽をダシにした単なるビジネスになりつつある。 わがオフィスでもまたイヤな事件が勃発した。 もう書きたくもない。 オフィスで力を尽くすことが、イコール音楽界の発展だ、 微力でも人間社会の力になれるんだ、と信じてずっと仕事をしてきたが、 そんなことは夢か幻想でしかなかったのか。 今や私の心はどんどん現場から離れつつある。 ...
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