孤独・・・ - 2003年06月07日(土) 私はいつも本を読んでいる。 この4〜5年は本をよんでいない時期はほとんど、ない。 大抵昼休みや休日の夕方はコーヒーを飲みながら読書だ。 音楽の場合と比率が逆で、大部分が日本の作家のもの。 が、今読んでいるのはミラン・クンデラの「不滅」という本だ。 この本を読みながら、こんなことを考えた。 本編とはあまり関係はないのだが。 私にとっての生活。 家族、友人、音楽、仕事、芝居の勉強etc…。 これらはすべて、私から等距離のスタンスにある。 時と場合にもよるが、どれかがどれかに優先する、ということはあまり、ない。 私はこういった要素の円の中心に絶えずいる、ということになるわけだ。 いつも自分が中心にいて…。 それは私にとって突き放しているわけでもなし、近すぎるわけでもなし、 心地よい適度な距離にいるのだと思う。 しかしそれで良いのか? つかず、離れず。 それはいつも孤独でいることを意味しているのではないか? 毎日楽しくやってるし、昔に比べて不満に思うことも少なくなった。 実際なにを置いても生きていることは良い、と思う。 でも、ふと考える時なんとなく寂しい気もするのだ。なぜか。 ...
|
|