2018年01月23日(火) 病気の私?
雪かきをした今日はその後ものすごく落ち込んでしまい、何もする気になれず、図書館にだけ行って本をたくさん借りてきた。
その中の一冊が「無菌室ふたりぽっち」という白血病の闘病記で、書いたのは今田俊さんという朝日新聞出版の編集さん。
と、実はこの人、私の前の担当だった人だ。
が、私と仕事したのは2〜3回で、それはあの、私にとっては大きな転機となった「おかみさん座談会」をやらせてくれた人で、でも、その時はすごい元気だったから、その人が白血病だったなんて知らなかった。
ぜんぜん知らなかったが、今年の初めに新聞読んでたら、あれ?と記事が出てて、今田さんだああ?と思ってみたら、白血病だったことが書いてあってびっくりして、本が出てるというので読んでみた。
その数日前には普通に年賀状を行き来してたので、ビックリだった。
読んだらやっぱりそれは壮絶で、そして、去年、白血病で亡くなった友達のことを否応なく思い出し。
生きるのも死ぬのも紙一重とか、色々思った。友達の場合は、白血病と分かった時点で、もう治療が難しくて、というか、治療ができない一番難しいタイプの白血病で、余命が2週間と最初の時点で言われたと後から聞いた。でも、彼女は、「静香ちゃん、私、白血病になっちゃったの。治療法がないとかで、なんか、まだ実感ないわぁ」、なんて明るくメールしてきてたのを思い出す。
病気になるって、どんなだろう。私は死ぬほどの病気にまだなったことがないけど、それを受け入れる、治療を選択していくって、ものすごく大変なことだ。
日頃は自分で何でも決めるけど、自分はそれを決める自信はない。
そして病気になったとき、病気の和田さんじゃなくて、ありのままに和田さんでいられるであろうか?
それはすごく難しい。
今田さんは白血病を発症して克服したすごい人だが、それ以上に私にとっては、すごく大切な記事をやらせてくれた編集さんだ。白血病の今田さんではなく、編集者の今田さん。
そんな風になれるだろうか。
これから間違いなく病気になっていく私。(だって老いて、死んでいくんだし)
それを考えた。。。。けど、今日は弱ってるので、どうせダメだろう、何もかも。。。としか思えないヘタレですが。