明日２１日は師匠８０才の誕生日、ということで、バイト先にお願いしてケーキを作ってもらい（もちろん代金は払う。プロに作ってもらうんだから、とうぜん）、さらにいつも下着をプレゼントしてるのでｗｗ　それを西友で買って、それらを手に、師匠の家に行った。

　とても喜んでもらえた。下着なんて師匠には誰もくれないから（当然だ）いつもすごい喜ぶ。今年は暖かいセットにしたら、いつも以上に異様なほどに喜んでいた。みんなああいうスターさん的存在には、なんかキラキラした（実はテキトーな）花とかさ、そういうものあげるでしょう？　でも本当に必要なものはなかなか自分で買いに行けなかったりするし、どこに売ってるかさえ知らないから、そういう日常品を喜ぶんだ。「化粧おとすクレンジングとかそういうのが欲しいのよね」とか言ってた。

　ケーキもすぐに食べて喜んでいた。良かった良かった。師匠の誕生日だって、いつまで祝えるか分からないんだから、祝えるときに祝っておこう。

　それから一通り、デヴィッド・ボウイをどうして私たちは好きじゃないかで盛り上がった。私がひどいことをいっぱい言ったら、師匠はゲラゲラ笑ってた。

　で。その帰りにいつもの東中野病院に行って、やっと、しかし、唐突に先生に「ベンゾ系はもう止めたい」と言った。

　したら、先生は「どうしてまた急に？」と驚いて、そこからなんかすごくすげなくされた。。。

　私は「やっぱり色々読んだりすると怖いと思って」と、なんだか自分が悪いこと言ってるような気がして。。。

　だんだん小声になり。。。

　でも意志は通したいから、ロヒプノール（ベンゾ系）じゃない睡眠薬をくれ、といったら、新薬が出たばかりで、それは見本だから、これ、あげるから飲んでみろとか言われて、がさっと見知らぬ薬をもらった。ただで。その場で。

　そういうのっていいのか？？？？？

　でも、新薬って、なんだか怖いじゃん。

　だから、前にも飲んだことのあるマイスリーというのももらうことにした。それもちょうだいって頼んだ。

　「ベンゾ系睡眠薬を飲んでいた人には、他のはなかなか効きにくいよ」と言われたけど、「いいです、わかってます」と言った。

　たしかにマイスリーはあんまり効かなくて、だから一度だけで辞めたんだけど。。。

　さらに私が「ロヒプノール飲んでも途中で起きちゃって、そうするとそこでいつも私はワイパックス（安定剤）飲んでしまってた」というと、それは最悪の方法だったらしい。怒られた。

　もう最悪のことを何年もしてきたんだと自分が、、、、とやっとわかった。自分でもう、自分を傷めつけてきた。

　わかったら、すごく悲しくなってしまい、そのまま家に帰るのはつらいので古書店に行ったら、なんと！！

　林芙美子の「放浪記」の昔出た、昔版のやつが５５０円で売ってて、すぐに買った。

　芙美子！！！　私の心の師匠！！　私が勝手に決めてる私の神様！！

　放浪記を手に、阿佐ヶ谷で前々から気になっていた「おさかな食道」というお店に行って、ちょっと贅沢して、お酒を一杯と、定食を頼んで食べたら、すごくおいしかった。レジのところで、前にうちの店に来たお客さんが教えてくれた「もう９０にもなるおばあさんがレジにいるんだよ」というとおりに、おばあさんがレジに座ってて会計してくれたから、「おいしかったです。初めて来ました。また来ます」と言ったら「ああ、ありがとう」とにっこりしてくれた。

　それでもまだ悲しくて死んでしまいたい気持ちがいっぱいだったので、１００均に行って、意味もなく猫の袋を買ったり、ハンガーを買ったりして、さらにピアゴに行って、誰かがおいしいと書いてた「台湾ラーメン」というインスタントラーメンを買って、やっと帰ってきた。

　帰り道もずっと死にたい気持ちがして、泣きべそかきながら帰ってきた。いろんなことを考えて泣きたい気持ちになったが、もちろん薬を止めてるせいもあるんだよね。安定剤を飲まないでいると、どうしても死にたい気持ちが押し寄せてくる。前もこれで挫折したから、死にたい気持ちをなんとか押さえて、やるしかない。とてもテレビとかは見れないので、たくさん本を読むことにしよう。シモマンが世田谷区の市民農園に当たった！と連絡をくれたので、それを手伝うことを励みにしよう。

　とりあえずバイトに行けば体を動かすから、何もかも忘れられるから、働いて紛らわす。

　そして畑手伝って身体動かして紛らわす。

　紛らわして紛らわして乗り切りたい。

　マイスリーが少しは効いて、眠れるといいなぁ。あ、漢方薬も飲んでます。あんまり効果ないけどさ。。。