ひぽこんコラム

2014年12月26日(金)

 昨日読んだ、林芙美子の詩がよかった。

 「私はどうして生きてゐるのだらう」

 私はどうして生きてゐるのだらう
 悪いことをしてゐるとは思へないのに
 私は何時もふしあわせだ
 掌ですくいこむような
 柔らかい愛情はいったいどこの物語なのだらう
 いやらしくて、いやらしくて
 芥のような女ならば
 神様 私を早く殺して下さい


 芙美子、、、ナイスだよなぁ。ナイス。

 まだある。


  「ロマンチストの言葉」

―これでもか!
―まだまだ……
―これでもへこたれないか!
―まだまだ……

貧乏神がうなって私の肩を叩いてゐる
そこで笑って私は質屋の門へ
『弱き者よ汝の名は女なり』と大書した。


 芙美子、でも、40代はもうお金持ちなんだよね。あっという間に死んじゃったけど。

 
 眠い。なんか、疲れがドッときてる。寝る。

 
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