ひぽこんコラム

2014年06月21日(土) 段々畑の腹でも好きに着飾れ

PS:ぬいぐるみ「かまぼこ」巨大・648円。ほしい。






 昨日、ツイッター上で、ワシントンDC在住の押野先生がこげなレギンス履いてる写真をUPっており。。。

こげなのです。スパイダーマン・レギンス。ハデハデです。

 それで、私が「こげなん私が履いたら、スパイダーマンが巨大ゆでだこに膨張して無理や〜〜〜」みたいなツイートしたら、押野先生が、「アメリカなら大丈夫。こっちが段々畑なお腹のオバちゃんもみんな身体にピチッとした服着てるで」と返信くれて。

 そうやなぁと思った。日本だと、私も含め、なんとか段々畑を隠したいと思う。だからオバちゃんたちはどうしてもダランコとした服を着ることになる。段々畑の女子は尻まで隠れるダランコ必須で。

 さらに言えば、頭が寂しくなったオジさんたちは、横から無理やり髪の毛持って来て創意工夫で乗せてみたり。

 ま。それは違うか?

 とにかく、日本は周囲があれやこれや人が着てるものとかに、あれこれ口だしするから。

 まぁ、あんな若作りして!とか。

 デブなのにミニスカ!とか。

 あのスカートにあのシャツ?とか。

 色々。色々。その場の、じゃなくて、その人の、じゃなくて、その社会の、誰が作ったかも分からないTPOみたいのに無理やり入れ込みまくり。

 56歳の太ったオバさんが着るべき服装。みたいのを決める。

 そりゃ会社とかね。仕事に行くときのTPOみたいのはあるよ。でもさ。それとは違う。

 けっこう見た目若い女性だって。その人が「52歳」とかあると、見た目年齢よりも実年齢が勝って「52歳であれ?」とか言う。笑う。痛い、とか言う。

 私が段々畑でパツパツ服なんて着てようものなら。大笑いされるであろう。

 腹ボヨヨ〜〜ンと。

 だから、みんな、誰が決めたか分からないTPOみたいのものの中に自分を押し込める。

 なんて愚かな社会であろうか。

 日本よ!

 そうやって己で己を縛りつけ。そのくせ、本当の意味で今、自由がどんどんなくなっていて、どんどん法律や「解釈で憲法を決めます」なんて言ってることにはまったく無頓着で。

 どうでもいい、そんなことばかりに頓着してる。

 バカだ。本当にバカだ。

 押野先生、ハッとさせてくれてありがとうです。押野先生は最近、こんな本を出されてる。ヤバい英語の本らしい。。。まだ買ってないので、買わなきゃ。

 



 段々畑の腹だって、アンジェリーナ・ジョリーみたいの着たっていいんだ。日本のH&Mに行くと細い服しかないが、アメリカとかでH&Mに行くと、超巨大なのが売ってる。ラヴリー&フェミニンなデザインだろうがなんだろうが関係ない。そして、それを50代60代のオバちゃんだってガンガン買ってる。

 自分が着たいものを自分が着る。それがアイデンティティーだから。それでいいんだってば。
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