狂った世界 - 2007年09月16日(日) 学校に向かう朝 スクーターで二車線の右手を走る 走る先には 男達が 歩道で何かを切り刻み 車道にそれを 放りこむ・・・いくつも いくつも・・・ 『なに?危ない!』 転がった モノ達を うまく避けて 過ぎようとし それらが何なのかを その時初めて理解する 不細工に 離れた パーツが ぬめった赤の上に まとわりつきながら 転がる様に 驚きや 恐怖感ではなく 征服感や 恍惚感をおぼえる なぜなら 転がる バラバラの君達は 私には 要らない どうでもいい人たち 苦痛に満ちて固まった 表情であればあるほど 心の底から 笑いがこみ上げて来て 冷静さなんて 保てない いらないものは切り刻み 形を無くし 無いものにすればいい 悪意の武器で刻むほど 自分の中で 何かが膨らむ音がする ・・・・・・・・・・・・・・・・・ そんな夢を見た 夢は 残酷 ...
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