あおい世界
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2023年05月05日(金) |
GW7日目〜九州旅行:眼鏡橋・ハウステンボス〜。 |
今朝も早起きして朝食へ。 ビュッフェではなく洋食、和食、カレー、皿うどんから選び、 サラダバーとドリンクバーは自由。 あたしは迷わず洋食で完食、母は和食で半分は残してました。 2人ともホテルでのんびりしたいタイプではないので、 早々にチェックアウトをし、ホテルからすぐ近くの眼鏡橋へ。 なるほど、とても味のある素敵な橋でした。 眼鏡橋だけではなく、眼鏡橋を含むたくさんの橋の風景が良い。 見に来て良かった。
それから今頃ですが4日間お世話になったレンタカーは、 白のHONDA FIT。 小回りが利き、スタートも滑らかでとても快適でした。 明日返却するまで大切に乗らなくては。
ということで、メインイベントであるハウステンボスへ移動。 長崎市から北上し、佐世保市に向かいましたが、 レンタカーや都心高速にも慣れてきたので快適なドライブでした。 10時頃、併設するホテルに到着。 今夜泊まるのは、ホテル日航ハウステンボス。 駐車場に車を停め、荷物を預けてからいざ。 ハウステンボスは総合的にいって、とても良かったです。 長崎に行くなら一度は行った方がいいと思います。 そしてできれば夜まで一日中しっかり遊んだらいい。 あたしと母のようなアダルト世代でも、 小さい子がいるご家族でも楽しめる要素がたくさん。 どこを切り取っても絵になるので写真もたくさん撮りました。
あたしたちは最初カナルクルーザーに乗りました。 半周した後、フラワーパサージュを見学。 ハンギングなどのフラワーアレンジがたくさん飾ってありました。 母が楽しめそうなアミューズメントということで、 海のファンタジアとアートファンタジアへ。 どちらもプロジェクションマッピングや、 チームラボのような技術を駆使していました。 次に30分ほど並んでホライゾンアドベンチャーへ。 本物の水とCGで800トンの水が暴れ出すという、 アドベンチャーアトラクションでしたが、 楽しめる程度で然程の恐怖はありませんでした。
小腹が空いたので、ショコラ夫人の旧邸というカフェで、 コーヒーと、グランドモンブランを母と半分こ。 甘さ控えめで期待していた通りの美味しさでしたが、 母と半分こでちょうどでした。
次にメリーゴーラウンド的なものに乗ったことがないという母が、 日本初の3階建て天空メリーゴーラウンドと謳われている、 スカイカルーセルの3階部分に乗りたいと言うので、 列に並びに行ったら、3階は50分待ち、2階は25分待ち、 1階は15分待ちだったため、1階で妥協したようです。 初めてとは驚きですが、86歳になって経験できて良かったね。
アトラクションの後はブラブラ街並みを歩きました。 アンブレラストリートを横切り、 ハウステンボスらしいオランダを思わせるフラワーロードへ。 赤いベゴニア、オレンジのマリーゴールド、 名前を失念した紫の花々が綺麗に咲き乱れていました。 雨の確率が高かったのに全然降ることなく、 むしろ晴れて気温が上がり、暑いくらいでした。
園内の10ヵ所の停留所を周るパークバスに乗り、 一番離れているパレスハウステンボスへ。 オランダの宮殿を再現してあるとのこと。 外見もそうですが、中庭の植木が綺麗に刈られていたし、 表側のバラ園はもうすぐ見頃のようで手入れされている印象。
帰りは歩いて戻り、ポルセレインミュージアムを見学。 17世紀中頃、伊万里焼が海を渡り、ヨーロッパで愛されていたらしい。 館内は天井まで陶器に埋め尽くされていて圧巻でした。 ハウステンボスの入場料だけでこのようなのも見れるなんて素晴らしい。
また小腹が空いたので、港近くのビッケンビッケンにて、 念願の佐世保バーガーとポテトとコーラを一つずつ頼み、 全部、母と半分こ。 佐世保バーガー、とても美味しかった♪
途中から再びカナルクルーザーに乗りました。 午前中は半周だったので残りの半周でしたが、 あまり映えるような景色はなかったものの、 ホッと一息、疲れを癒してもらいました。
次に目指したのは白い観覧車。 ハウステンボスが一望できて楽しめました。 見下ろすと花壇がいかに幾何学模様に整えられているか分かったし、 遠くの、個人の別荘が連なる地域も遠くの海まで見渡せました。
夕方5時過ぎ、一度ホテルにチェックイン。 荷物は預けておいたので、受け取ってから部屋へ。 残念ながら駐車場側でしたが、部屋で過ごす時間は短いので問題なし。 母は少し部屋で休みたがるかもと思いきや、 すぐ行くというので、ホテルの専用ゲートから楽に入退場できました。
まずはドムトールンという展望台へ。 こちらは観覧車より高いようで、また違う景色が見れました。 降りてからレストランへ。 40分ほど待ち時間があったので、ライブを聴いたり、 お土産を買ったりして過ごしました。 夕食はエルマーソにて地中海料理を食べました。 あたしだけ白ワイン、海鮮のアヒージョ、 海鮮のパエリア、バケットを追加。 どれも美味しかったのですが、 お腹いっぱいでアヒージョのオイルを余していたら、 母がオリーブオイルは身体にいいのだから、ごくごく飲んでしまいました。 これが後から大変なことになるとは・・・。
食後、お店を出たら、外は暗くなっていて、 あちこちライトに彩られていましたが、 特に光のオーロラガーデンは大きなスクリーンで、 光による映像のショーが見ごたえありました。 ライトアップされたアートガーデンも素敵でしたし、 建物はもちろん、風車もクルーザーも夜仕様になっていて幻想的。
夜景も観ようと、もう一度白い観覧車に乗りましたが、 これは大正解でした。 日中とは違う素晴らしさがありました。
ハウステンボスは夜10時まででしたが、 ホテルへの専用ゲートは9時までとのことだったので、 余裕を持って8時過ぎにはホテルに戻りました。
部屋に戻りすぐに大浴場に行く用意をしていたら、 バンバンッと音が聞こえたので窓を覗くと、 向かいのマンションの窓に花火が映っていました。 そういえば、花火が上がるんでした! でも花火の会場は結構離れていて、 9時まで戻れるかどうか微妙な感じだったので、 スルーしようと思っていたのです。 仕方ないと諦め、大浴場に行こうと、 エレベーターホールで待っていたら、またバンバンッという音。 エレベーターホールはハウステンボス側にあり、 窓からはちょうど綺麗に花火が見えたのです。 しばし母と観覧。 日頃の行いがいいからかしらと称え合い、堪能しました。
花火が終わってからだと混雑するという大浴場も、 その前に上がることができて、こちらもラッキーでした。 そして寝る前に母と一杯。 あたしはビールを、母はリンゴのシードル。 しかし少し飲んだだけで母がトイレから出てこなくなったので、 どうしたのかと思ったら、なんと嘔吐。 少ししか吐くことができず、まだ気持ち悪いって。 それは夜中も何度か起きては吐いたり、吐けなかったり。 朝方3時に水を飲んだら少しすっきりしたと言い、 それ以降は落ち着きましたが、なんとも心配な夜でした。 本人曰く、アヒージョのオイルを飲み干したからだと反省していました。 旅行も3日目。 昨日、一昨日と10,000歩くらい歩いていて、 今日は17,000歩も歩き回ったのだから、 疲れも溜まっていたのでしょう。 86歳の母の身体が少し悲鳴を上げた夜でした。
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