あおい世界
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2020年10月13日(火) |
本■夢は叶うとキッスとむーさん。 |
よしもとばななさんと奥平亜美衣さんの対談本、 『自分を愛すると夢は叶う』。 小説家のばななさんと、 引き寄せの法則を執筆された奥平さんが、 大きく6つに分けたテーマで話されていました。 最後は奥平さんの引き寄せに関すること。 対談形式は苦手ですが、 時々、参考になる話も出てきてなるほどと思いました。 お互いが、特に奥平さんがばななさんを、 リスペクトしている感じが伝わってきました。 引き寄せ効果はあたしも元々信じていて、 若い頃からため息を吐いたらそのオーラにまとわれてしまうから、 ため息は吐かないようにするとか、 いいこと探しを毎日したりとかしてたので、 共通点が多々あって楽しかったです。
久しぶりにねじめ正一さんの本を2冊、 図書館の棚からチョイスしました。 まずは、『認知の母にキッスされ』。 エッセイではなく小説ということですが、 ねじめさんご自身のことみたいです。 最初から最後まで身につまされる思いでした。 これが現実なのだろう、いや、これはほんの一部分で、 現実はもっと想像を絶するものなのだろうと思います。 親が認知症になったら…、自分がなったら…、 いろいろ考えさせられましたが、 ねじめさんの母親想いが伝わる内容でした。
次は『むーさんの自転車』。 むーさんという言葉に惹かれて選びましたが、 こちらのむーさんは気風のいい男性。 高円寺の和菓子屋に生まれた正雄が、 紆余曲折あり、成長する様が描かれていました。 正雄にとってむーさんは、親よりも信頼のおける大人。 そういう存在が、人を成長させることもあるのですね。 読後感が気持ち良い内容でした。
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