あおい世界
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2019年01月29日(火) |
本■ボーダレスとルカ。 |
久しぶりに誉田哲也さんの作品を2冊。
まずは新作の 『ボーダレス』。 すごーく面白かったです。 何の関連性も無さそうな4つの世界を順番に描き、 ラストシーンで全部が合体するという、 今までありそうでなかったストーリー展開。 登場人物は若くて爽やかで交換が持てる女子が多く、 読みやすい文章であっという間に読み終えました。 なるほど納得でした。
次は 『あの夏、二人のルカ』。 『ボーダレス』 のちょっと前に出た作品です。 こちらは久しぶりの青春ストーリー。 それもガールズバンド。 学生時代と大人になってからの場面が交互に、 語り手も数人が代わる代わるなので、 どのように繋がっていくのだろうかと、 飽きずに読むことができました。 Wikipediaによると、 誉田さんはミュージシャンを目指していた時期もあるらしく、 バンドの世界観が詳細だったのかもしれません。 それにしても、オジサンが少女の気持ちを描けるなんて、 すごいなーと驚きばかりです。
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