あおい世界
DiaryINDEX|past|will
三上延さんのビブリア古書堂のシリーズはまだ続きます。
『ビブリア古書堂の事件手帖5 栞子さんと繋がりの時』。 古書堂店主の栞子さんに、ようやく告白できた店員の大輔ですが、 返事は保留されてしまいました。 読み手からすると明らかに了解のはずなのに、 栞子さんは母からの血筋を確認してからと思ったようですね。 最終的には……、良かったーー。 最初のシリーズは1冊につき一つのエピソードでしたが、 これは何冊か交えて、一つのエピソードになっています。 だんだんマニアックさも深みを増してきて、 古書に関する内容は分からない部分も多くなってきましたけど、 栞子さんと大輔の進展状況は楽しみでなりません。 特に大輔が栞子さんを見つめる視点が好きです。
『ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめ』。 解決したはずの事件手帖1で、 まだ明らかにされていない部分などを含めて、 50年以上も前の謎を解いていきます。 それは、想像でしかない部分もありますし、 誤解されていたり、打ち明けられなかった事情だったり、 古書に纏わる複雑な出来事が描かれています。 マニアックさも極みになってきていますが、 単純に栞子さんと大輔の関係は微笑ましく、 今後が気になります。 それにしてもラストはちょっとアクションっぽい場面があったり、 解決したと思ったらまだ続きがあったり…。 奥深くストーリーを掘り下げるていることに驚きです。
検索WORD = 本■
|