犬の話に感動したので続編も借りました。
山口花さんの 『犬から聞いた素敵な話−あなたと暮らせてよかった』。
こちらも飼い主から愛犬へと、愛犬から飼い主へと、
それぞれの目線のものが半分ずつで、
やはり泣いちゃうものばかりでした。


群ようこさんのエッセイ 『ゆるい生活』 は、
表紙が面白かったのと、タイトルに惹かれて読んでみました。
数年前、ひどい目眩を感じたことがきっかけで、
漢方薬局に行き、リンパマッサージなどを受け始めたという作者が、
不調な要素がなくなり、快調になるまでのエッセイでした。
健康管理、特に食事管理に気を付けている様子は、
ゆるい…というより、その逆で規制が多い生活と感じましたが、
実際体重が減り、本来持っている体質に改善されたとのことなので、
それはそれで良かったのかなとも思います。
ただ反面、以前のような生活をすると覿面不調になるというので、
体質が神経質になったような印象もありますが…。


『ゆるい…』 は昨年発行されましたが、
１０年前に発行された 『ぬるい生活』 も読んでみました。
２５章に分かれていて読みやすかったのですが、
内容はほぼ更年期障害に関するあれこれ…。
しかしこちらはあくまでもぬるく生きようとしているので、
あたし的にもしっくりきました。
多分作者は、この 『ぬるい…』 の数年後に、
『ゆるい…』 のような志になったのかもしれないなと思いました。
それから以前読んだ 『ぎっちょんちょん』 では、
三味線や小唄を習う話でしたが、
作者自身の経験の下だったことが分かりました。
エッセイは作者自身を知るにはいいですね。


久しぶりに海堂尊さんの新作の予約の順番がきました。
『スカラムーシュ・ムーン』 は、『ナニワ・モンスター』 の続編のようですが、
海堂さんの作品は時系列的にも、内容云々に関しても、
毛糸を丸めたみたいに複雑になっていて、
『ナニワ…』 がどんな内容だったか、具体的に思い出せません。
最近軽い作品ばかり読んでいたので、
段組みの４００ページにくらっとしましたが、
読み始めたらやっぱり面白くて、楽しい読書タイムになりました。
しかしバチスタシリーズの登場人物が端々に出てきたり、
日本各地、海外までにも広く場面が変わり、
さらにはまた複雑な人物が登場するし、
医学会だけに留まらない、壮大なスケールになっているので、
途中チンプンカンプンな部分もありました。
特に政治との絡みはさっぱりわかりませんでしたわ、とほほ。
でもラストシーンはじんときたし、学生たちの言動は楽しかった。
海堂作品の内容はどんどん厚みを増しているような気がします。


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2015年04月04日(土)　実家の駐車場。
2014年04月04日(金)　最近の兄貴。
2013年04月04日(木)　泣きが入った兄貴。
2012年04月04日(水)　マミちゃんとランチ８１。
2011年04月04日(月)　実家にて１３日目〜メメのお父さん〜。
2010年04月04日(日)　久しぶりに実家泊。
2009年04月04日(土)　桜の歯−２２（型取り）。
2008年04月04日(金)　留守番の手ごたえ。
2007年04月04日(水)　バイバイお隣。
2006年04月04日(火)　ピアノ■個人レッスン希望。
2005年04月04日(月)　月曜日の桜と桃。
2004年04月04日(日)　バージンヘアー。アルバム。
2003年04月04日(金)　曖昧な関係。