あおい世界
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2014年04月24日(木) |
本■私がと嘘と、首折り男。 |
加賀シリーズの5作目と6作目を予約していました。 まずは、『私が彼を殺した』。 3人が交互に語るという流れで、 前半ずーーっと加賀さんは出てきませんでした。 後半になってじわりじわりと出てきましたが、 あくまでも語り手3人の駆け引きを推理していくというもので、 最終的に誰が犯人だったのか確定もありませんでした。 いくつかの作品は、 加賀さんが出ているから加賀シリーズというものもありますが、 やっぱり強烈なのは 『新参者』 でしたね。
気持ちを改めて次の作品 『嘘をもうひとつだけ』。 こちらは短編が5話が収められていました。 軽快に解決していく加賀警部。 こぅでなくちゃというストーリー展開で、 安心して楽しめました。
次は久しぶりに伊坂幸太郎氏の新作、 『首折り男のための協奏曲』。 予約待ちの期間が長かったので、 すごく楽しみにしていたのですが、 実際には集中して読めなかったので、 いまいち楽しみきれませんでした。
まだ返却するのに余裕があったので、 『私が彼を殺した』 を読んだ後、再読しました。 今度は集中できたし、 余韻が残っている中での再読だったので、 伏線を堪能できて面白かったです。
主人公という感じではありませんが、 要所要所で出てくるのは泥棒の黒澤は、 相変わらず飄々としていい味出してます。
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