あおい世界
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2013年07月05日(金) |
まだ浮上できない兄貴。 |
今朝、会社に行く前、 浄水を汲みに実家へ寄ったところ、 いつもなら、まだ寝ながらテレビを観ている時間なのに、 きちんと起きてテレビを観ていたので、 どこかに早く出掛けるのかなと思ったら、 考え事があって眠れなくなっちゃったって…。
昨日、兄貴から久しぶりに電話があったそうです。 マンションを売ってから、実家に入る予定にしているものの、 なかなかマンションが売れないそうで、 トシコさんは既に新しい職場で働き始めたのですが、 兄貴は未だに就職できずにいます。 誰かに就職口を頼めないかとか、 不動産に知り合いはいないかとか聞いてきたらしい。
マンションが売れて、実家に入る時は、 あっちもこっちも家を直したいらしく、 そのお金は誰がどうやって払うんでしょうかね。 そんなことする必要があるんでしょうかね。 兄貴たちがすぐにでも引っ越してくるみたいな言い方をしたので、 母は長年愛用していたサイドボードやソファを処分したり、 押入れの中を片付けるため、 布団を何組か処分したりするなど努力しているのに、 兄貴たちは、何をそんなに運ぶつもりなんでしょう。
母は、兄貴のことを子供だって。 まだまだ底辺を味わっていない甘ちゃんだって言います。 そして我が子のことなだけに哀しい顔をします。 兄貴にあたしとの比較をすると不機嫌になるから、 あまりしたくないと言いつつ、 あたしが慎ましい生活で二人を育ていること、 それも頼る人が居ない中、たった一人で。 母も、父が亡くなってからは、 工夫しながら、誰にも頼らないような生活をしていること。 それに対して兄貴には、 トシコさんという慰め合える人がいることの幸せを訴えたそうです。
兄貴は、社会人ではなくなったんですね。 小さなマンションの部屋の中でしか生きていなかった数年間を、 どうやって打破するかにかかっていると思うんですけどね。 まだ浮上できない兄貴のことをあたしも情けないと思いつつ、 そこはやはり身内だから、早く気付いて軌道修正してほしいと思います。 まずはプライドを捨てて、我武者羅になって欲しいんですけどね。 今後、どぅなることやら…。
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