あおい世界
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2013年03月27日(水) |
本■しずくとさんごと会いにいきます。 |
またまた西加奈子さんより 『しずく』。 タイトル含む6話が収められていました。 その中の 『シャワーキャップ』 が良かったです。 『きいろいゾウ』 みたいに、 丁寧で素直で主人公を愛おしく感じさせるものでした。 タイトルと同名の 『しずく』 は猫目線で描かれていて面白かった。 物の見方、感じ方、理解の仕方、ぃろぃろあるんですね。
次に黒田夏子さんの 『abさんご』。 史上最高齢の75歳で芥川賞を受賞した新人女性作家のデビュー作です。 固有名詞を一切使わないというこだわりで、 日本語の限界に挑んだ超実験小説とのことですが、 内容はというと、まったくもってあたしには合いませんでした。 固有名詞が一切出てこないというのは、 こんなにも分かりにくいものなのかってこと。 想像を働かせればいいのでしょうけど、 苦行のように読み終わらせるしかありませんでした。 他3編は固有名詞が使われていましたが、いまいち読み崩せず、 あたし好みではないということが分かりました。 賞を取るほど素晴らしい作品なのでしょうけどねぇ。 タイトル同名の 『abさんご』 は全文横書きですが、 他に収められている3編は縦書きなので、 前からも後ろからも読める今まで見たことがない装丁でした。 続いて本棚より目に留まった 『いま、会いにゆきます』。 ずっと前、竹内結子さんと中村獅童氏により映画化された市川拓司さんの作品。 映画が良かったので文字でも追ってみたくなりました。 久々に本を読みながら涙しました。 全体的に真綿のような雰囲気。 棘が一つもない、全部が優しい生成りに包まれていました。 でも、そこには“死”という悲しい現実があり、 “愛”という目には見えないけれど確かな存在があったように思いました。 なぜ、何も悪いことをしていない心綺麗な人たちが、 早く亡くならなければいけないんでしょうね。 このところ現実世界でも、そぅいぅ死が多いので、 重ねてしまうところもあり、ますます泣けてきました。 検索WORD = 本■
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彼からのおはようメールは定期便。 6時半過ぎから会社に着くまでの間、往復。
昨日の電話中に桃起きて『誰?』って聞かれちゃったよ
なんて答えたの?!
そのまま正直に…
なんてコメントされたの?!
『なんで?!』 だけ。 首を傾げたらそれ以上は聞かれなかったよ
危ないね(笑)
自分で危ない橋渡ってるっ
俺? 雪が正直過ぎる
そかなぁ… 今度は子供たちがいない時に携帯かピッチで…
そのうちね
きっとヨッパの時だね
だな
じゃ大抵子供たちが一緒にいる時だわっ
というわけで、まだ教えていなかった携帯とピッチの番号も教えました。 とはいうものの、彼もヨッパじゃないと勢いつかないこともあるのかな。 んふふ。 いつも彼のペースに任せているけど、 それはきっとあたしの逃げでもあるんだろうな。 彼からのメール、彼からの電話、彼からの誘いって。 でね、夜は気になっていることを聞いちゃいました。
ねぇ、あのさ、あたしのこと、いつぐらいから気になってたの? まさか忘年会?じゃないよねぇ?
忘年会は何年前だ?! 震災のちょっと前だっけ?!
2年前!桃が4年生の時だね♪ 震災前の忘年会
あの時ではないな^^
ふぅん、じゃその後?その前?
いつからかな〜^^; あまり覚えてないな^^ 雪は?!
あーずるーぃ
ほんと覚えてない^^; で? 雪は?
Tコーチが言うまで言わない あたしも覚えてない
(笑)ま、忘年会前からは確かだね^^
え、そーなの? じゃ普通あの忘年会で醒めるんじゃない? あはははは オバカサンって思ったよ^^
えへへ
(笑)変なの^^
だね、物好きだね お互いに 雪はそんなに気にしてた訳じゃないんじゃない?!
そぅねぇ、存在感のある人だとは思ってたよ でも話し掛けづらかった
なんで惚れたの?!
いぃなぁとは思ってたんだよ でも前にも言ったけど、妻帯者には心動かないからね メールのギャップかな
なら遠距離なら大丈夫だ(笑)
そなんだ
心動いてから、体受け入れるの早かったな^^
それはー、Tコーチがぁーーーでしょ?
なになに^^
なんつーか、有無を言わせないものがあったよね
受け入れてたろ^^
まね
まさかあの忘年会前からだったとは…。 全然、気付かなかった。 むしろ、彼にはあたしなんて目に入ってないと思ってたよ。
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