あおい世界
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2011年03月25日(金) |
実家にて3日目〜桜、卒業式〜。 |
本来なら今日は中学校予備登校の日でしたが、28日に変更。
寒い寒い寒ーい。 最高気温6度、最低気温−1度。 曇りでこの気温だと寒さも一段と堪えます。
朝7時半、母の車で自宅へ送ってもらい、 先に用意を済ませた桜を送り出しました。 あたしは久しぶりの化粧をし、 ナガイさんに頂いたグレーのワンピーススーツを着て、 1時間後に家を出ました。
団地の人たちと合流し、みんなで控室へ。 子供たちと作ったお揃いのコサージュを付け、 子供たちからの手紙をそれぞれ読むものの、 その手紙は、震災後に慌てて書いたという内容で、 泣くほどの感動はありませんでしたわ。 あれっ、こんなはずじゃなかったわ。 控室で手紙を読んだら、みんな泣くかもーって言ってたのにねぇ。 誰も泣いている人はいませんでしたよ。
10時、卒業式が始まりました。 証書を授与したり、お祝いの言葉を聞いたり、言ったり。 壇上ではなく、同じフロアで親子対面式に座る形の卒業式。 時々うるうる来るものの、号泣せずに済みました。 ……それもこれも寒さのせい。 昨日と同じくらい寒い一日で、身体中がカチコチになってしまい、 泣くタイミングを逃したと他のママたちも言ってました。 寒い日でも温かい部屋に居られる時は然程感じなくても、 体育館って身に沁みる寒さなんだなぁって、 体育館を避難所にしている方たちはもっと寒くて大変なんだろうなぁって、 しみじみ思いました。
それを思えば、自分の学校で、 誰一人欠けることなく卒業式を終えられたということは、 幸せ過ぎることなんですよね。
振り返れば、入学式の日。 ピンク色の洋服を着た小さな桜が、 今ではあたしを抜きそうなほどの背丈になり、 堂々と歩いているんだから…。 6年間の成長ってすごいなぁって思います。 とても素敵な6年間でしたね。
寒さのせいでカチコチになったまま自宅へ戻ると、 母と桃が温かいおにぎりを持って迎えにきてくれていました。 あたしと桜が卒業式に出席している最中、 母と桃はスタンドの行列に並び、333番という整理券を渡され、 2時間40分後に、ほぼ満タン給油できたんですって。 お疲れ様です。
パン屋さんで働いているママ友に会ったら、 もう開店していると教えられたので、 実家へ帰る途中、パン屋さんでパンをいっぱい買い、 母の知人宅に配って歩きました。 どこに行っても喜ばれて、良かった良かった。 あたしも久しぶりに美味しいパンが食べられて幸せ。
実家へ帰宅すると、水が出るようになっていました。 わーぃわーぃ。 オール電化の実家はガス要らずなのでライフラインが完璧になったものの、 大型給湯タンクはすぐお湯が貯まるわけではないので、お風呂は明日かなぁ。
あたしは卒業式で身体の芯まで冷え切ってしまったせいで、 夜になっても調子が悪く、風邪気味になってしまったようなので、 早々に9時に寝ました。
まだ時々余震があるので、その度に怯えるあたしと桃と母。 なぜか桜だけは平気のヘー子。 不思議ちゃんだわ。
(記 3月30日)
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