あおい世界
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夕方、桜と桃を連れて実家へ行き、 お雛様を飾ってきました。 あたしが10歳の頃に買ってもらったものだから、 もう30年以上する物です。 かなり大きめなので、迫力がありますね〜。 当時、母はあたしのために、 無理をして買ったのだろうなという立派さ。 でもね、よくよく見ると、 お雛様の白いお顔に染みがあったり、 髪が乱れている人がいたり、 裁縫箱の引き出しが二つもなくなっていたり、 あっちこっち傷んでいたりします。
母は、どこか施設にあげてもいいと言っていますが、 あげるには傷みすぎのような気がしますので、 桜と桃が喜んで飾る間は、 実家の和室を借りて、毎年出してあげようかなと思います。
梨木香歩さんの本で、 『からくりからくさ』 と 『りかさん』 という人形に纏わる本を 最近読み終えたばかりなので、 お雛様を愛でる気持ちがいつもよりちょっぴり深い感じ。
今年もこんにちわ。 折角出したのだから、何度か会いにこないとね♪
母があたしのために無理して買ったもののは、この他にもあります。 ピンクのドレスを着た大きめのフランス人形。
ちゃんとケースに入れてあるものなんですけど、 (ケース自体も人形と同じくらい高かったような気がします) どちらもあたしが頼んで買ってもらったものではないので、 母が女の子を育てる想いだったのでしょうね。
そんなあたしは娘らに、 お雛様や、フランス人形を買ってあげようとは思わないもんねー。 あはははははん。
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