あおい世界
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『西の魔女が死んだ』が好みの小説だったので、 梨木香歩さんの作品に興味が湧き、調べてみたところ、 主だったもので8冊ぐらい出版されているようです。 その中から2冊を選び、セブンアンドワイにて購入。 420円と380円の文庫本、送料手数料は無料なので800円のみ。 本当にセブンアンドワイっていいわねぇ〜。 書店や図書館で探す手間が省けるものねぇ〜。
さて2冊のうち、まずは『春になったら莓を摘みに』というのを読み始めています。 これは小説ではなく、エッセイ。 梨木さんが英国に半年間滞在した際、家探しが一段落して、 20年前の学生の時に下宿したウエスト夫人を訪ねたときのエピソードを書き下ろしたもの。 むむむっ、魔女さんよりも難しい。。。 あたしって読解力ないのかしらぁ〜と確認させられるように、 人物とか人間関係とか回想シーンとの兼ね合いとかがチンプンカンプン。 いくつかの章に分かれているので、 一つの章を読み終えたら、すぐにもう一度読み返さずにはいられません。 そういえば、魔女さんも一度読み終えて、すぐに再読したんだったわ。 今までの軽いエッセイのように、さらさらさらっと読めるわけではないけれど、 背景や精神、人種問題などなど、内容に深みがあって引き込まれていきます。 急がず、焦らず、丁寧に読みたい。
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