あおい世界
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このところ借り物の本ではないせいか、 ゆっくりじっくり本を読めている気がします。
そんな中、今朝 『西の魔女が死んだ』 を完読。 本の帯に書かれていたとおり、最後の3ページに涙してしまいました。 魔女という響きは、小さい頃から憧れがありまして、 ジブリの 『魔女の宅急便』 を初めて劇場で観たときは、 当時のあたしのドツボにジャストフィットしました。 今でもあれを観ると励まされるような気持ちになります。 今回のこの魔女は、祖母だから、 特別な魔法を使えるわけではないのですが、 孫に魔女修行と言って生活力を導いていくようなものでした。
読み終えて、娘二人にもこの魔女みたいな人が存在があったらなぁ、 というか、あたしもこういう魔女に導かれたい、 いやいや本音は、あたし自身がこういう魔女になりたい、 そう思っちゃいました。
『魔女の宅急便』 もそうですけど、 魔法が使える魔女に憧れるのではなく、 精神修行をしていく、その姿に憧れるのです。 『西の魔女が死んだ』 では、生活面のシンプルさも心惹かれます。 イメージでは 『大草原の小さな家』 とか 『赤毛のアン』 とか、 そういう世界が大好きなので、重なります。 梨木香歩さんの本、もっと読みたくなりました。 セブンアンドワイ利用なら送料無料だし、文庫本なら500円以下だから、 月に1冊ずつ買っちゃおうかなー。
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