あおい世界
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2005年09月04日(日) くずしたくない積木。

二夜連続で放送していましたね 『 積み木くずし 』 。
主人公の由香里さん (ドラマでは朋美さん) とあたしは同い年。
当時のドラマも見ていたし、書籍が大ヒットしたときのことも知っています。
あの頃、ツッパリとか不良という表現をされることが多く、
『金八先生』 とか 『熱中先生』 とか 『不良少女と呼ばれて』 とかが流行っていました。

以前なら、主人公と同じ目線で見ていたはずのドラマ。
もう違います。
親の気持ちで見てしまいます。

でも親に対して感動するとか、同情するとかというのではなく、
苦しんでいる娘に対して、歯がゆい親の至らなさと絶望感が自分と重なってしまうのです。

前編は、寂しい気持ちに気付くことができない親に、
自分もそんな風になってしまったらどうしよう、
どうやって、娘とのコミュニケーションをとっていけばいいのだろう、
そんなことばかり考えて、泣けてしまいました。

片親だから、働いているから、時間がないから、お金がないから、
そんなことは理由にはなりません。

ただ、何かの壁にぶつかったとき、
相方がいたらどんなに考え方の幅が広がることだろうと思っていますが、
相方がいても、いえ、合わない相方との不仲を見せ付けることは、
子供の心に大きな大きな傷を負わせることは明らかです。
子供からの不安や悩みなどのSOSを、キャッチできるようにもなっていたい。


つまりは、どんな状況や環境であろうとも、
あたしの考え一つ、あたしの接し方一つ、あたしの言葉遣い一つなんだという結論。
子育ては、すべて親次第なのかもしれないと、その荷の重さを感じました。
いい加減にはできない、でも神経質になってもいけない。。。んんーー、むずかしぃ。
こんなあたしを客観視してくれる誰かが何処かにいますか?

後編は睡魔に勝てず、残り1時間前に寝てしまいました。
母親の自殺、本人の死、そして著者が何故また真実を公表する気になったのか、
などの場面は見逃してしまいした。

見ていたら、また重ーい気持ちになったかも。
時には、こういう考えさせられるような刺激も必要かもしれませんが、
娘たちと築く積木は、くずしたくない。


あおい雪  DiaryINDEXpastwillMAIL

2004年09月04日(土) マタニティじゃないよー。
2003年09月04日(木) お願い事。