あおい世界
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どういうサイクルでこういう気持ちになるのか、 自分でも解らないけれど、 無性に切なさと懐かしさが込み上げてきます。
毎日、がむしゃらに過ごしていて、満たされているはずなのに、 どこかに穴が空いていることに気付かない振りをしているような、そんな感じ。
例えば、もう恋なんかしないと思っている自分を正当化しているとか。 いえ、正確にはもう恋なんかできないと思っている自分。
恋をする時間なんてないもの。 恋をする余裕なんてないもの。
会う時間、電話をする時間、メールを打つ時間、 恋をしたら、それらの時間がたくさん必要になるような気がしています。 自分にはそんな時間はないもの。
時間は作るもの。 その通りだけれど、実際、起きてから寝るまで、 慌しいタイムスケジュールの中、疲労度もピークに達していて、 どこに余裕を探せばいいのでしょう。
時間以外、あたしには金銭の余裕もありません。 そんなことを考えるなんて可笑しいかもしれないですけど、 実際問題となった場合、我が家には少しの余裕もないのです。
何はともあれ、 娘を一番に考えていたい気持ちは、最前列から揺るぐことはありませんし。
なんて、ただ単にJさんを思い出しただけ。
胸をときめかせて楽しんでいたことが、夢だったように思います。 誰かに恋をしたいのではなく、 貴方のエッセンスをもう一度って思っているのが本音。
切なさはこれからも時々、巡ってくるでしょう。
実家の庭に咲いた芍薬を、母が持ってきてくれました。 咲き始め、部屋中が香りでいっぱいになりました。
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