あおい世界
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昨夜たまたま実家に用事があり、電話をしてわかりました。 母が入院したことを。 9日の日に発作があり、父が行きつけにしている個人病院に行ったところ、 総合病院を紹介されたようです。 が、母は行きませんでした。 そして10日、また発作があり、やっと総合病院へ行く気になったようです。 一晩の検査入院で、結果が思わしくなかったので、 1ヶ月ほど入院することになったそうです。
ドキドキが止まりません。 ドキドキドキドキ止まりません。
父は病院が大好き。 若いときに胆のう摘出手術をしたり、鞭打ちに何度もなっていたり、 腰が痛い、背中が痛い、風邪を引いた、喉が痛い、 咳が止まらない、胸が苦しい、血圧が高いと、 何かにつけて行きつけの個人病院へ通っています。 そして総合病院を紹介してもらい、検査をしてもらうこともしばしば。 毎朝、起きてすぐ血圧を測ることも日課になっていて、 その数字に踊らされている感じもあるのです。 でも、自己管理しようとしているのだから安心といえば安心。
反して母は病院が大嫌い。 歯医者はキャンセルばかりするから、なかなか終わらないし、 風邪っぽいときは、父の薬をもらってみたり、 寝れば治ると信じていて滅多に病院に行きません。 が、母は心臓がちょっと弱っているのです。 いつも、市での総合健康診断では引っかかっていたようです。 でも、自覚症状が顕著に現れるまで病院に行くわけがないのです。 そんな母が自ら病院へ行ったのだから、 本人にとって発作が尋常ではなかったのかもしれません。
ドキドキが止まりません。 ドキドキドキドキ止まりません。
もし母に何かあったらと思うと不安でいっぱいになってしまいました。 親不孝しかしていないあたしにもっともっと時間をください。 土曜日は仕事が3時までなので、 夕方、桜と桃を連れて母の病院へ行きました。
母は思ったよりも元気でした。 検査のため、顔がむくんでパンパンになっていましたが、 普通に話ができるし、 立って歩き回ることもできる状態。
母に説明を受けたものは、 かなり噛み砕いているし、専門用語もわからないのですけど、 心臓に働く太くて大事な血管3本のうち、 1本が切れそうになっているとのこと。 残りの2本も、75%や50%は機能していないとのこと。 1本でも切れると、死に至るそうです。 母は、狭心症の末期。
血管の2本を手術することになりそうです。 胸を開くのかと思いきや、 この病院はカテーテル(?)で日本一といってもいいほどの病院なので、 失敗の可能性は5000分の1だとか。 手首から心臓まで針金(?)のようなものを通して、 修復するというものらしいです。 カテーテル検査は20分程度だったものの、手術は倍の時間かかるそうで、 それでも心臓の手術に1時間かからないようでびっくりです。 ただ2本同時に手術するわけにはいかないので、2週間後、もう1本。 そのせいで入院が1ヶ月ほどになるらしいのです。
たくさん話を聞いてみると、 母はしょっちゅう自覚症状があったものの、 あまり真剣に受け止めることはなかったそうです。 3年ほど前から、時々ニトロを服用していたというから、 またまたびっくりです。 強い狭心症の3度目には、 心筋梗塞になるという話をどこかで聞いたことがあったらしく、 その前にと、やっと重い腰を上げて病院に行ったのが救いでした。
もーーーー。 もっと早くに病院に行ってくれよーーーー。 我が家の5階になんぞ、上がってこなくてもいいからね。 それにそれに、心配かけないようにするね。 ニトロを服用し始めたのが3年ぐらい前って、あたしの離婚後だもの。 心労かけてるんだよね。 ごめんね。
年末年始には、家に戻れるといいな。 できれば、桜と桃が楽しみにしている12月の発表会には来れるといいな。
顔を見たら、少し安心しました。 あとは、病院スタッフにお任せするしかありませんものね。
検索WORD = 母の病−
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