あおい世界
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2004年09月13日(月) |
コミュニケーションビジネス。 |
昨日行った美顔とは電磁波だか超音波でするものでした。 要は石鹸や基礎化粧品の販売なのですが、 メンバーを募っている雰囲気がヒシヒシと感じられました。
あたしが20代前半の頃、 洗剤を皮切りに始まったコミュニケーションビジネスがありまして、 あたしも誘われた口です。 ミーティングというものに連れて行かれたとき、 みんなで似たようなビジネス手帳や、でかい携帯電話を持ち、 びしっと決めて、かっこいい車に乗る。 インスタント的なその集団に違和感を感じたものです。
しかしその後、 あたしもコミュニケーションビジネスに手を染めることになります。 元バレーボールの選手が社長になった下着メーカーです。 洗剤のビジネスに感じた違和感がなく、 商品の良さはもちろん、 そのシステムや考え方に深く浸透していったあたしは、 20代前半には、海外セミナーにも2回参加しました。 今? 今の話はやめましょう。 強いていうなら 『最良の愛用者』 というポジションです。
そのとき年上女性の知人がたくさんできまして、 15歳上のイノマタさんもその一人です。
美顔は、そのイノマタさんの従弟が始めた仕事だったのです。 行って初めて、美顔をする人が男性だったことを知りびっくりしました。 従弟ではなく従妹だと思っていましたから。 商品販売が目的だろうと思っていましたが、 なんだか販売というよりメンバーとしてという話し振りなのです。
化粧品にはとんと疎いあたし。 どう? どうだった? そういう質問にも適確な答えが出せません。 んー、悪くない。 その程度。 思えば下着も疎かったあたしは他社との比較ができませんでした。 それでも着心地のよさとバストが2カップ分もアップしたりしましたからね。 それなりに判断できるものがあったと思います。
化粧品はどうかなぁーーー。 何かを付けて、すごく吹き出物が出たという覚えもないし、 付けなきゃ付けないでも平気なあたしの肌年齢は10歳ほど若いようです。 やたー♪
夜にイノマタさんからフォローと思われる電話が掛かってきました。 商品販売やエステというより、メンバー育成が目的みたいねと、 単刀直入で話したら、 イノマタさんは自分が誘われているみたいと言っていました。 つまりはイノマタさんからあたし。 あたしから誰か。 コミュニケーションビジネスってそういうものです。
身も知らぬ家の玄関でピンポーンと鳴らす訪問販売とはちょっと違います。 知人を通して広がっていくもののねずみ講とも違う。
従弟の方が話し足りなかったので近いうちにまた会いたいということでした。 一度は日曜日の午後に約束をしたものの、気持ちがモヤモヤしています。 イノマタさんを通じて、あたしもという話になるのは目に見えています。 丁重にお断りすることにしました。
今のあたし、波風を立てたくない毎日。 夢をみたりチャレンジしたりすることが、もうできないのかもしれません。
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