あおい世界
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2004年07月31日(土) |
久しぶりの花火大会。 |
打上げ花火って大好きです。 元夫と付き合っている頃は、あっちこっちの花火に行きました。 あの音、煙、そして夜空を彩る華々。
毎度、同じような台詞ですが、 子供が生まれてから行かなくなったような気がします。 最後に行ったのは3年前ですね。 仙台七夕祭りの前夜祭で、 10,000発以上の花火を桜と二人で見て以来です。
このとき桃はまだ1歳ちょっと前で、 混雑するところに眠い時間帯の桃を連れて行くより、 たまには桜と二人きりで、 のんびり甘えさせてあげなさいと母が言ってくれたので、桃はお留守番。
確かに毎年混んでいます。 でも迫力あって、綺麗でした。
娘たちも少し大きくなったので、 今年は実家の両親を誘い、 名取市の閖上(ゆりあげ)港で開かれる花火大会に行ってきました。 桜は浴衣を桃は甚平を着て行きました。 桜は慣れない草履が心配でしたが、なんのその。 いつものサンダルと同じような軽快さでしたよ。
閖上港までの道は、当然ながら大渋滞でした。 祭りは花火だけではなく、お昼ごろから開催されているので、 花火に向けて混む一方なのです。 臨時駐車場はどこもいっぱいで入れません。 こうなったら友人の家を頼るしかありません。
ってことで閖上港まで徒歩10分のところに、メメの実家があり、 そこのお母さんや妹さんと仲良くさせていただいていたことのあるあたしは、 最近御無沙汰のくせに恥を忍んで、玄関の呼び鈴を押したのです。
顔を見るなり、覚えていてくださったお母さんとお父さん。 嫁いだメメの妹さん一家は予定がたたず、花火には来れないので、 車を中へ停めてもいいと言ってくださいました。 ありがたいですね。 早速、札幌へいるメメへメールしました。 今、あなたのお母さんへ甘えてしまいました、と。 こういうざっくばらんな関係が大好きです。 (何とも、一方的ですが)
まだ花火が打ち上がるまで1時間くらいあったので、 焼きそば・たこ焼・フランクフルト・かき氷で腹ごしらえ。 お腹を空かせていた桜と桃は、もりもり食べました。 台風の影響か、風がとても強かったのに、 桃はその恐怖さえ忘れてはしゃいでいます。
余談ですが、たこ焼きやさんは、 あたしがひいきにしている例の露店がありまして、そこからゲット♪ 相変わらず、美味すぎぃ〜〜〜。
そして満月がまだ低い位置にありましたが、 やっと花火に相応しい暗さになった7時半頃、 ドンドンドンというけたたましい音と共に、始まりました。
桃はその迫力に泣きじゃくり、あたしに抱っこしてしがみついてきます。 桜、綺麗綺麗を連発し、見入ってます。 あたしは色や形や、デザインを桃に話ながら、 何とか花火を素敵と感じて欲しいと思っていました。 するとあたしや祖母に抱っこされているうちに音に慣れてきたらしく、 途中、桜が飽きて帰ろうコールをし始まったときも、 見てから帰ろうなどという始末。 でも、すっかり終わってから帰るのでは、 またまた大渋滞になると思い、半分くらいで退散することにしました。
途中、車を停めていただいたお礼にビールを購入。 早めに退散してきたものの、やはり渋滞は免れず、のろのろと走る最中も、 振り返れば、大きな音と、光の華を楽しむことができました。
渋滞中、たくさん歩いているカップルを見て、 ついつい思い出してしまいます。 元夫と手を繋いで来たときのことを。 今ごろあなたは誰か別の人と見ているのでしょうか。 それとも花火を見る余裕などないのでしょうか。
・・・・・ばかね。 ほんと、あたしって、ばか。
帰り道、眠ってしまった桜と桃は、予定通り実家へお泊り。 あたし一人、家に戻り、久々のエビスビールで喉を潤しました。 ほろ酔い気分のまま、、、おやすみなさい。
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