あおい世界
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2004年05月02日(日) ♯♯♯パパの記憶。

朝食の時、家族の話になりました。
といっても難しい話ではなく、
保育所の送迎に誰が来ているかという話の流れからでした。
そして桃の台詞からドキドキする話になってしまいました。

●●ちゃんちは、朝、お母さんが一緒にくるけど、
帰りはおばあちゃんがくるんだよ。
■■ちゃんには、パパがいるんだよ。
あー、うちにはねー、パパいないけどねーーー。。。。


えー、いるよー、パパ。

え? いないよー。
じーじはいるけどねーーー。


えーーー、いるよーーーー。。。。
じーじとは別に、いるんだよーーー。。。


どこにぃ???

別のおうちに。。。
おひげ、じょりじょりしてたもん。。。


う・そ・・・・・桜、あなた、パパの記憶が残ってるの?

離婚届を出した後、半年ぐらいは交流を密にとっていました。
それは、一応離婚はしたものの、
元夫次第では復縁も可能という希望を持っていたから。
当時あたしは、妊娠中でしたし、
別居的な形で様子をみましょうという期間でした。

別居中、それぞれの実家で生活をしていて、
元夫の家に会いに行くことがあったので、
桜はそのことを言っているのでしょうか。

そして、決してヒゲの濃い人ではありませんでしたが、
時々不精ヒゲの状態を、桜の顔にこすりつけて、
あやしていたことがあったような気がします。


でも、離婚成立から9ヵ月後、
桃が生まれてまだ3ヶ月という12月に裏切られました。
再就職した仕事を辞めた上、
その職場でもお金の貸し借り問題を起こしていたのです。

そして、たった一度の養育費である5万円の振込みを最後に連絡を絶ちました。

最後となった日、
いつもなら、車まで桜を抱えて、
チャイルドシートに座らせてくれるはずなのに、
家にこもって出てこなかったパパのことを、
桜は不思議そうにしていたのです。


別のおうちに。。。
おひげ、じょりじょりしてたもん。。。



そう言う、桜の顔は、
特別、寂しそうでも悲しそうでもなく、
ただ、記憶を蘇らせようとしているかのように遠くを見つめる視線で、
どこかをみているようでした。


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あおい雪  DiaryINDEXpastwillMAIL

2003年05月02日(金) suki na hito。