DiaryINDEX｜past｜will
| 2004年04月20日(火) | 強風恐怖・・・３。 |
こんなに風を気にするようになったのは、
桃が風恐怖症になってからです。
会社にいても風が強くなると、
今ごろ保育所で怯えているのではないかと心配になります。
桜も桃も、
所構わず誰にでもストレートな表現をするタイプではないので、
我慢しているのだろうと思うと、ますます心配になります。
今までもあたしの前でだけ、風が怖いことを表現していて、
保育所の先生にそういう状況を説明しても、
さほど、大げさには受け取られていませんでした。
それはそれでいいのです。
桃が判断して、先生が許可して、
外に出ないで済む間は、それで通ってきたのでしょう。
でも、一つ上のクラスになったし、
このところ、暖かくなってきたので、
多少風が強くても外に出ることが多くなったみたいです。
微風・弱風なら大丈夫な時も多くなってきたので、
このまま治ればいいなと思っていたものの、
ちょっと強い風が吹くと、あっという間に恐怖症は復活し、悪化します。
朝食の時、桜とも、何気なく励ましてみました。
風って、いろいろあるでしょ？
さらさらーーとか、そよそよーーーって優しい風もあって、
そういう風は、いっぱい遊んだ後に、吹くと、
あー気持ちいいってなるでしょ？！
そう言って、桃の頬をそうっと撫でて、
髪もさらーーっとしてあげました。
少し、にこっと、笑う桃。
でも、風には、びゅーーーーーーーとか、
ごーーーーーっとかっていうのも、あるから、
桃は、そういうのが怖いんだよね。
それは、いいんだよ、怖くても。
でもさ、さらさらーと、そよそよーは大丈夫だよね。
もーちゃんは、もう●●組だから、大丈夫でしょ？
もう、３歳なんだよ。
４歳になったら、平気になるよね。
でも今日は、お迎えに行った時、担任の先生に言われました。
何度か外に出るように誘っても出なかったこと。
園外保育で近くの公園に行ったとき、
途中、風が出てきたのをいち早く察知した桃が泣き出したこと。
（先生に抱っこされて帰ってきたそうです）
でも午後、風が止んだときは、外で楽しそうに遊んだこと。
つまりお外は大好きなんです。
遊びたいんです。
でも、でも、風が怖いんです。
夕方、ますます強くなった風は、帰り道に桃を苦しめます。
ほとんど悲鳴に近いような泣き声になり、
抱っこしていても、恐怖におののいています。
車に乗せてやっと泣きやみましたが、無口なまま。。。
大抵は、家に入ると、落ち着くことが多いのに、
今日の風は【暴風警報】が出るほど強くて、
いつものように、玄関の郵便受けやキッチンの換気扇、窓の隙間からは、
ガタガタと風が入り込む音。
外のぴゅーーーという音、草木が揺らされているごーーーっという音。
すべてが、桃を怖がらせます。
片時もあたしから離れたがらない桃。
風呂場も風の影響を受けるので、
早々に上がり、１時間早く寝かせることにしました。
桃は、うつぶせで丸くなり、
芋虫のようになって布団を頭から被ってしまいました。
どうしたら、いいんだろう。
お気楽ママのあたしも、ちょっと戸惑ってしまいます。
強風恐怖・・・１。
強風恐怖・・・２。
