あおい世界
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2004年02月05日(木) ほっぺにchu♪。

お風呂上り、
まだ桃は湯船に浸かっていて、
桜がバスタオルで身体を拭いているとき、

ママ、もーちゃんには内緒ね。
ちょっと、耳、貸して。
あのね、シュンくんね、桜にね、chu♪したの。 


え、、、どこに?

(右のほっぺを指差しながら)ここに。
だからね、桜もね、シュンくんにchu♪したの。


何気にショックです。
だって、、、、そのシュンくんて、
桜が大好きなレイヤくんでもないし、
桜のことを好きになってくれているアラタくんでもないんだもん。

でも桜には関係ないみたい。
救いは唇じゃなくて、ほっぺだったってことかな。。。。(親心)
あ、この場合の親心とは、
chu♪は、されたからするのではなく、大好きな人と、ね。
そういう意味での、親心。

でもね、このシュンくんて、
ちょっと訳有りの子なんです。
(こういう表現は、適切ではないのかな?!)

市立保育所なので健常者ばかりではなく、
障害者やダウン症、自閉症の子も同じように保育されています。
桜はそういう子となんてことなく付き合える子です。
当たり前のことができていて、うれしい。


昨年、保育所で行われた発表会で、
ある自閉症の男の子が、壇上に上がると、
パニックになってしまうとのことだったんですけど、
桜と一緒にいると安心するらしく、
先生に頼まれて、その子の隣で相手役をしたことがあります。
結果、その子はパニックにならずにすみました。
桜にそういう面があるなんて、ちょっと意外でした。


いろんな子がいて、いろんな家庭があります。
そのことに触れようとしたときに、
言葉を間違ってしまい、
誰かを傷つけたらどうしようと思うことがあります。

あたしみたいに、
“人の目は気になりませ〜ん”
という人ばかりじゃないものね。


ただ、どんな状況であれ、
一生懸命明るく生きている人は素敵だし、
その裏にある哀しみや努力みたいなものを、
少しでも想像できる力を養いたい、そう思います。

いくら頑張ったって、
相手の気持ちと同じくらいに思うことはできないものね。
でも大変さを想像することはできるかな、と。

そういうことが自然にできたらいいな、と思います。

たくさんの人に支えられて、
生かされているあたしにできることって、なんだろう?


あおい雪  DiaryINDEXpastwillMAIL