あおい世界
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2003年12月17日(水) |
インナーチャイルド。 |
クリスマスパーティーの時に女3人でうるうるしてしまった話の内容です。 それはナガイさんが最近共鳴した、 “インナーチャイルド”についての書物を紹介してくれたことからでした。
ナガイさんは何年か前から心理学や精神学に興味を持ち、 そういう講座を受けているうちにカウンセリングする側となった人です。 まだまだ、かじり始めたばかりで勉強が必要と彼女は言いますが、 どんな話にも冷静に耳を傾け、 それなりの意見や質問をするナガイさんにはとても向いていると思います。
その関連の講座で、受講者の前で模擬カウンセリングをしてみせるという場面で、 彼女がカウンセリングを受ける役になった時に、 自分の気持ちを話し始めたナガイさんはボロボロ泣き出してしまったというのです。
ナガイさんはいつもどこかクールで、 よく知らない人には、とっつきにくいタイプかもしれません。 自分の感情をあまり表現しないということもあるでしょう。 なので人前でそんな風に泣くなんてことは、有り得なかったことです。
ナガイさんを悩ませている内容は、幼少時代の両親の不仲でした。 子供の前で喧嘩をする両親に対して、 いい子でいようとつくろっていたり、 自分が何とかしなくてはと気を回したりしていたそうで、 その頃の心の傷がそのままだというのです。
その幼少の自分の心を認めて、 大人になった自分が、 その子供のままの自分の部分を助けてあげることが必要だというのです。
ナガイさんはあたしより2歳上です。 出産という意味では、そろそろタイムリミットだと考えているようです。 今まで心身ともにそういうチャンスがなかったわけでもありません。 ただ無意識に、そういう傷を負っている自分だから、 子育てをする自身がなかったのかもしれないと言います。
その話を聞いてノリちゃんも共感しています。 ノリちゃんの両親も、子供の前で激しい喧嘩をするような不仲だったそうです。 といってもナガイさんの親もノリちゃんの親も、現在も夫婦であるわけですけどね。
ノリちゃんは昨年から娘と二人でのアパート暮らしを始めたのですが、 離婚したあと、自分の両親・妹とのいざこざもありつつ、 頼らざるを得ない状況で何度も娘との心中を考えたと泣き出しました。
そんなとき救いだったのが、今の8歳年下の彼氏だったのでしょう。
そんなナガイさんとノリちゃんの二人が声を揃えて言います。
雪ちゃんには、インナーチャイルドはいないね。 健全に育った感じだもんね。 そんな雪ちゃんが羨ましいし、 あたしたちの目指すところなんだよね。。。
そうですか。 確かに幼少時代、両親が喧嘩しているのは見たことがありません。 夫婦になったら、喧嘩なんてしないものだと思っていました。 その他、虐待を受けたこともなければ、 宮城県沖地震以外の大きい災害不安を受けた記憶もありません。 ・・・・・恵まれているんですね・・・・・
じゃ、なぜ健全なはずのあたしが、 一人で娘二人を抱える生活になってしまったのかと問うと、 ナガイさんが言います。
それが健全な選択だったんだよ。 ●●くん(元夫)とずっと一緒にいたら、 共依存となって、子ともども一家崩壊してしまっていただろうよ。
なるほど。 あたしたち3人はあくまでも専門知識が薄い中での会話をしただけなのですが、 心を割って話しができる関係にそれぞれが温かくなっていたはずです。
それにしても、 自分の意志や意識以外の何かが、実生活に影響している部分って、 きっと大きいのでしょうね。 でも、そのせいだけに逃げてもいけないだろうし。
元夫については、 何度もカウンセリングを受けることや、 心療内科を勧めたのですが、 本人がそれを認めて行動しなければ変わりようがないし、 原因究明にも繋がりません。
ナガイさんは “ インナーチャイルド ” を知った時、 あたしの元夫のことも頭をよぎったと言ってくれました。
♪♭♯♪♯♭ 余談 ♪♭♯♪♯♭
またまた昨夜桜と桃は実家へお泊りに行きました。 一人、大掃除の取っ掛かりとして換気扇と冷蔵庫内を掃除した後、 夜9時からチャット三昧。 結局深夜1時半まで。。。。。。あはは。 今朝はいつもより2時間遅く6時に起きましたが、それでも余裕♪ 一人って時間がたくさんできることなんだなーーと改めて実感。
でも昨夜のベッドはやっぱり冷たかったし、 一人の食事はつまらないですね。
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