2002年夏出産:のびのび一人っ子の母:名古屋の主婦 KKの短い日記 

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2004年03月22日(月) ●お坊さん・考(お彼岸墓参りにて)


お彼岸でしたね。

以前に書いたように、KK父の墓は名古屋の平和公園というところにあります。

間もなくそばに地下鉄も通るような一等地の、10キロ四方の墓地公園です。


この春は多忙のハハに代わり、KK一家が3人で墓参りに行って来ました。

平和公園までの道はすごい渋帯になるので、KNも朝6時すぎに起こして7時半に自宅を出発。

お坊さんたちは7時から墓地で待機しています。

このお坊さんは大家族で、一家のうち僧侶(見習い含む)は4人です。

檀家がどんどんやってきて、自分のお墓に花やら線香やらをセッティングし終えてから「お願いします」と声をかけるのですが、このとき誰が「手すき」かによって読経してもらえる僧侶が変わるんです。



80代の老僧侶がいらっしゃったときは「ラッキー」。何だか身の引き締まる思いで読経を聞きます。

50代のメイン僧侶(老僧侶の息子)に当たったときは「まあまあ」。いい人なんですが、雑談&自慢が多いのと自分の声に酔ってる感じの読経がKKには不満です。

10代の見習い僧侶S(メイン僧侶の息子ふたり)のどちらかが寄ってきたら「チッ」。イマイチありがたみが薄れます。お布施も減額したい気分(そこまで言うな?)。



息子二人は、お盆とお彼岸の繁忙期(笑)に担ぎ出されているだけですけどね。そして娘二人はお茶だしなどの家事手伝い。うまく子どもを使っているものです。

でもメイン僧侶の話の長さと、買った高級品自慢&噂話好き(ホントに僧か?)には、月命日のたびにちょっと辟易していたKKなんです。

乗ってる車はBMWから最近「自動駐車ナビ」がついた車に変えたそうです(うらやましい)。

父の死んだドサクサで決まったお坊さんとはいえ、この先ずっと付き合うのは二人姉妹の長女であるKK。まいるな〜もう。



で。

今回は「松」でした!つまり老僧侶。

KNもヨチヨチしつつもずっと数珠を片手で持って手を合わせていて、「おりこうさん」とほめられました。

さあ帰ろう、と踵をかえした瞬間。


「KKちゃん!」


・・・メインぼーさんに遠くから大声で呼び止められました・・・。



「家買ったんだって?おめでとおー!」


あの伯父(父の長兄)にでも聞いたんでしょう、耳が早い。

でも・・でかいよ声が・・・人が見てるし。


まだ、場所柄


「  買ったんだって?おめでとおー!」
とでも言ってほしかったKKでした。




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