sasakiの日記
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まだ、大学がロックアウトされたままで、いつ授業が始まるかわからなかった頃、毎日、大学の入り口にある掲示板の前で、授業の休講だけを確認するだけが日課だった。 ヒマを持て余す生活が続いていた。 今着ているそのダサい服装のまま、ほとんど変わることなく先生になるんだろうと思われる若者達で学内は賑わっている。 古い建物に澱んだ若い幽霊達。 辞めるなら早い方がいいに決まっている。問題は勇気だ。 筒井康隆とドストエフスキーのどっぷりはまっていた。 スラップスティックと生意気のど真ん中で僕は学生生活を送っていて、周りの人間が無神経に見えて適度に苛つき、どうにも生ぬるく感じる空気を何とか撹拌しようとゆったりと増長していく。
あんまり日記読み返さないから何を書いてるのか時々わからなくなる。 「雨風景・パート2」とタイトルになってる。 2002年1月28日となってるから日記始めてそれなりにはまって書いていた頃だと思う。 文章が残るのは相当きまり悪いし、恥ずかしい。 決まり悪く恥ずかしいものをなんでこんなに長いことを延々と、それも埒もないことを延々と書き続けるのだろうね? 2002年、8月までの分をコピーしてもらったものが今手元にあり、それを読んでいる。2センチ弱あるだろうか、厚さが。今回の引越しでも勝ち残った。 全部きちんとパソコンの中じゃなく、紙に印刷したものを積み上げたらどれだけの高さがあるんだろう? 偉いなあ。 毎週毎週、きちんとパソコンに向かって(今はほとんどiPadだけど)人生に役に立たないことを書き続ける。生きていくのにも多分そんなに役には立たないだろうことを。 最初の頃はこの日記の意味がよくわからなくて、たくさんの固有名詞や、個人の名前や、特定できる人達了解も取らないまま出してしまって、面白いことは相当面白いかなあ。個人情報保護とかくだらないと思うんだけど、 やっぱり、そういうことをきちんと区分けしないと迷惑がかかることがたくさんある、とわかってしまうとおいそれとはかけなくなるものだ。 厄介な時代になっている。 みんなが無駄に気を使って、その分だけ人が楽になったかと言うとそんなことはなく、人はますます傷つくみたいだ。
しばらく、自分の日記を読み返すことにしよう。 書きっぱなしのところがあったらきちんとオチをつけて、行きすぎだろうと思われるところがあったら、丁寧に謝って、あああ!そんなことする訳はない。 かっこいい文章の研究所でも作ろう。
札幌今日は30度行ったかもしれない。 カラスが林で騒いでいて、喫茶店のスピーカーからは知らないジャズボーカルが流れている。カラスがカアーカア、ボーカルがアイ シンクーーー オブーーーゆうう🎵 なんか言ってる。いい昼下がりだ。
僕はこれからストリングスがあるコンサートに行ってくる。 9月14日の6曲が候補決定する。
おわり
sasaki
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