sasakiの日記
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2008年04月04日(金) 横断歩道をわたる犬と近所のお母さんとその飼い主

 年のころなら40くらいの女性が大きな犬を連れて横断歩道を歩いている。渡ったところに和服の店があり、その犬と女の人の古くからの付き合いらしく店から出て来て、挨拶をしているのが見える。僕はどこから見ているかというと、信号待ちをしていてボンヤリとその光景を見ている。
 店の女主人(多分)はしゃがんで犬の首辺りを両手で抱きしめ、それから耳の後ろに手を回し犬を抱きしめる。犬は力なく尻尾をパタパタとふり、一応愛想をする。よく見てみるとその犬はかなりの老犬みたいで多分精一杯の挨拶なんだろう。二人が話しているのは聞こえるわけがないんだけど、多分、その犬はもう大分年をとってしまい、もう散歩もおぼつかなくなってきていて、そろそろいろんな景色に挨拶をさせている、見たいなことを言っていて、店の女主人はしっかりと見て回るんだよ見たいなこと言ってさあ、そんな多分の事ばかり考えていたら泣けてきた。
 犬は特に盛大に尻尾を振って感情の振幅を表現する動物なので、力なく尻尾を振られると悲しい。
 信号待ちで涙ぐむ妄想男。
 あの光景はしばらくヒットした。

 白石に住んでる頃に散歩していたブルドッグを思い出す。
 邪険な飼い主で、夜遅く散歩させていた。
 ひっきりなしに怒っている。やれ歩くのが遅い、道草ばかり食ってる、性格が悪い、不細工だとか、とにかく機嫌の悪い飼い主で、飼われている犬が気の毒なほどだ。
 でも、後になって思い返すと、言葉ほどひどい飼い主じゃなかった。
 吹雪の晩でも雨が降っていても、文句は浴びせかけているんだけど律儀に散歩させていた。
 その犬ももうよれよれで、散歩しなくてもいいんじゃないかと言うぐらいユラユラ歩いていた。
 ぼくが良く憶えているくらいだからかなり頻繁にその散歩に遭遇する機会が多かったんだと思う。不思議だ。
 引越しする1年位前かなあ、散歩が終わったみたいで、記憶だけになってしまった。

 動物を飼う人はどっちみち辛い目にあうのだ。

 斉藤由貴、薬師丸ひろ子、原田知代、石川ひとみ、菊池桃子こ言う流れで果たしてアイドル研究はいいのだろうか?
 だんだんわかってきた。
 全てが楽しいわけではなく楽曲の良し悪し、作詞家、作曲家との出会い。
 戦略、好きな作詞家、嫌いな作詞家、好きな作曲家、嫌いな作曲家、いろりろ面白いものがある。
 「ペット・サウンズ」まだ読み終わっていないんだけど、多分、「これあんまり好きじゃない。」といわれたら何も成立しなくなるところがポップミュージックなんだなあ、と当たり前の感想。
 アイドル路線とビーチ・ボーイズと言うのはぼくの中では微妙にリンクしているのだ。でも、研究と言うのはいろんなことがわかるので楽しい。

 このところ引きこもり状態。
 山もぬかるんでるし、自転車はタイヤを変えないといかんところに来ていて乗る気がしない。今頃になって夏の暑い盛りにも乗って紫外線たっぷり浴びた報いがきはじめている。手の甲にしみがほんのりと。だんだん父親に似てくる。

 それにしてもドームに見に行くと勝たない。
 まあ、まだシーズンは始まったばかりだ、がんばろう!
 おおおおおおおおおおおおおおお。

 最後に、今年も「オホーツク・フォーク祭り2008」が行われる。
 日にちは7月19日。
 たくさんの人が集まってくれることを願っています。
 今のうちに宿押さえて、予約して、オホーツクの夏を見に行きましょう。
 小樽「1匹長屋」は5月31日
 函館「フォークアンダンテ」は5月27日
 フォークシンガーになった憶えはないんだけど、でも、しばらくはこのせんで行こうっと。
 札幌「旧友再会 クリーン・エヴァー・グリーン」4月19日
 近場はだいたいこうなっている。詳細はエスアールのホームページ覗いてくだしゃんせ。

 つうことで。
 


sasaki