sasakiの日記
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2006年07月04日(火) |
今日はなんていい日なんだろう |
藻岩山全体が青のバックで囲まれ、札幌の空は前面空色。 空の色だから空色なので、それ以外の色は見当たらないような空色。 天気のいい日、必ず、死ぬのだったらこんな日だ!と思ってしまうのは僕だけなんだろうか?この前思ったのは、春なろうとしている江別の公園を通りかかり、雪解けの水がアスファルトに浸食してきていて、風が止まり、暖かい日の光を正面に浴びたときで、逃避の最終系ガこの死ぬのだったらこんな日だ、になるらしい。 自転車にドミンゴはあわなかった。 今、古い歌かクラシック。 それでもやっぱりつまらない。 一丁一石にはクラシックは身に入らない。 ニーナ・シモンを高校生の時に聞いていた。 一緒に住んでいた人(兄貴の友達だった人で、当時家が狭かったので僕はその兄貴の友人と一緒に別の部屋を借りて住んでいた。こうやって書くと説明がいるような話になってしまうんだけど面倒だからこれはこれでいい。)がニーナ・シモンガ好きで毎日夜になると「悲しき願い」を裏表聞かされる。暗いアルバムで、当時はビートルズ命の身としてはこれはほぼ拷問だった。 ずーっと嫌いなアルバムでこの間まで嫌いだった。 一緒に住んでいた人はその頃女に振られたらしく泣きながらそれを聞いていて、もう、部屋の中がどんよりとしていて勉強どころではなかった。 そのアルバムを僕は今聞いていて懐かしがっている。全然嫌なアルバムじゃなく、どっちかと言うと好きに入る。当時はこれもジャズだった。 僕のジャズフレーバーというのはこのときのものだったんだと理解した。 僕のその時の部屋の分担は3畳間で、机と布団を敷いたらもう何も出来ないんだけど、窓を開けると菊水北町のたまねぎ畑が見えた。回りはたまねぎ畑ばかりで、なんとなくもやもやした気持ちを始終もち続け、解消するすべもまだ知らない。 僕はオナニーの仕方も知らなくって、意を決して洋一に聞きに行った。 洋一はそれはそれは丁寧に教えてくれたんだけど、ものの見事に方法が違っていた。というか明らかにからかわれていたらしく、成立しない方法だった。あまりに面白いんだけどここには書けない。 今日はなんていい日なんだろう!からここに着地するとは思わなかったけど勢いだ。 夏になるとトイレが強力な臭いを放つアパートでその窓からテレビ塔が見得るので時計代わりに使っていた。 うん、いろんなことを思い出してきた。 この頃はまだ高校生。 思い出してきたんだけど、だんだん書けない事ガ多くなってくるのでこれから先はこれを書き終わった後反芻することにする。 今日は思いがけない拾い物をした。 今日はなんていい日なんだろう!というタイトルは正解だった。
それではおやすみなさい。
sasaki
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