戯言
目次過去未来


2002年02月11日(月) 期限

もうすぐ

君と出逢って1年が経つ



初めから分かっていた

この恋は

1年後には終わるものだと



それでもあたしは

君を好きになって


幸せを貰って

色んな感情を抱いて

時に涙して

努力もした



1年間

たった1年間だけど

私は成長した



君に気持ちを伝える事は

未だ出来ていないから


それを最後に伝える

そして全てが終わる



その後はもう

君に逢う事も無い




でも

たった一つだけ

1年間の期限を

伸ばす方法がある



それは君が

あたしの気持ちを

受け入れてくれること



君があたしを

愛してくれたのなら

君との時間はまだ

この先も続いていく



だけどきっと

それは叶うことの無い願い


叶ったとしても

あたしたちは幸せになれない



だから決して

あたしはこれを

望んではいけない


君を忘れること

それを一番に考えなければいけない




1年後に終わることも

愛し合えたとしても

幸せになれないことも



初めから分かってた



それでも

あたしの心は

あなたに惹かれていった



そんな気持ちは

誇らしいと思うから

無駄だったとは思わない


だけど

早く忘れてしまおうと

そう思う


藍音 |MAIL

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