戯言 目次|過去|未来
なにも言葉が浮かばなくなった まるで思考回路が止まったかのように 言葉より 言葉にできない気持ちが先走り なにも言えなくなるんだ でも あたしたちの間に言葉など 必要無かったね 君の考えてることは あたしはすぐ分かったんだよ もっとも 君にあたしの思いは 伝わらなかったみたいだけれど 最後まで言葉は要らなかったね あたしにはすぐ分かったよ 君の最後の言葉が だけど それは決して言葉になることは無いまま あたしにそれはとても痛かった 君の優しさが あたしにはとても痛かったんだよ
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