バイトが終わり　家に帰りつき　よっこいしょとコタツに入る

さて、シャワーでも浴びるかと服を脱いだところで

携帯電話が鳴った　中学の友達だった



「おー！ぺん太やん　ひさしぶり〜！」

「おぉ　くろこも相変わらず元気そうやねぇ」



くろこはおれのアダ名　ぺん太は相手のアダ名

とても懐かしい　滅多にない電話なのでそれだけで元気がでる

中学で知り合い、一緒に吹奏楽部に入った友達。

今は東京で大学生をやっている　元公務員　卒業したらもう一度公務員受けるそうだ



あだ名で呼ばれるのも久しい

小２の頃からのあだ名だが　高校で小学校が同じ人も減り

おれをそう呼ぶ人も周りに減っていった

お互いあだ名の所以はあるけど、あまりお互い触れない　そこらへんも懐かしい




中学で一緒に吹奏楽に入った友達が５人くらいいるけど

そのうち３人、ペン太とあと２人は東京で近くに住んでる

今でも仲良くやってるみたいで、うらやましい



高校、大学となるにつれ中学やらの友達と連絡とる機会も次第に減り

携帯のメモリーも減ったりするが、彼らだけはいつまでも　残っている

そういう友達がいるって　ちょっと幸せなのかもしれない



しばらく話したあと、またな　と電話を切った

今度互いに遊びに行こうといいながら。




もう年の瀬かぁ

来年あたり東京に遊びに行ってみようかな