2001年04月20日(金) |
宝捜しなのかもしれない |
ここ数日、「初心者のためのホームページの作り方」 のサイトをあちこち覗いているんだけど、なるほど参考にもなり、 なんか違うと思うこともあり、ホームページ作りが 一概にこうだといえない難しさがあるなぁと考えさせられた。 「トップは軽く」「画像は小さく」「広く浅くより狭く深く」あたりは 基本だろうとは思うんだけど、「あれはするな」「これはしろーとが 作ると馬鹿だからだめ」「それは無意味」と断言するのはどうかなぁ と私は思う。あたかも「○○家のホームページ」がまるっきり存在しちゃいけないかの ような事を書いてあるところもあったけど、初心者向けのパソコン雑誌は それでもいいから作ってみようと提案してるんだけど(^^; 私か長年居着いている(笑)漫画同人誌界だって、いわゆる「大手」と 呼ばれるサークルさんや作家さんはほんの一握りに過ぎないし、 あとは、砂漠の砂の一粒だったりする。でも、自分にとっての珠玉の一冊を 求めてあの砂漠を掘り返している気がする。気分は宝捜し(^^) 一頃「コミケはお手軽な漫画家ごっこの場じゃない」という 意見があったけど、これってとても寂しい事だと思ったのよね。 「有益」な事だけじゃなくて、一見「無益」なことも 存在しての世界だと私は思うから。 それとおんなじことがWWWでも言われてるとしたら、やっぱり 寂しいと思う。誰も彼もがポータルサイトのお勧めマークがもらえるわけじゃない。 ホームページ作る目的は十人十色でいいんじゃないのかな。 仮にWWWが「有益な情報」「(いい意味での)オタク的な情報」「玄人・ 職人芸的な情報」ばかりしか存在しない(できない)のなら、ここまで世界的な 規模になれたのかな?「敷居はかぎりなく低く、でもその奥は限りなく深い」 のがWWWのWWWたることじゃないのかな。ある人は入り口近くに入ってきただけで満足して ある人は万全の準備で奥へと足を踏み入れる、それでいいと思う。 とにかく先人が後から来る人を追い払ったら駄目だって事かな。 今は「自分がこの世に存在した証拠」を残したいと思う人が多いのかも知れない。 「○○家のホームページ」がこれだけ多くなったのもその方法のひとつとして 使われているような気がする。
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