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バッハを挽く楽しみは、解読、これに尽きる。 1音1音の役割や重要性を読み解く作業である。 弾けない時間のほうが、なぜか楽しくてワクワク。
明日から、パルティータ2番のアルマンドに取りかかる。 以前に譜読みしたことがあるとはいえ、 それって「だいぶ」以前の話なので、ほとんど忘却。 弾けば、ああそうだっけ、と思い出す部分もあるかな。
同時進行のアレンジが一旦すべて決まったので 次に手をつけることにした。 1曲はジャズの有名曲、もう1曲はバッハのこれまた有名曲。 なんで同時に複数手をつけたくなるのか、 自分なりに考えてみたところ、 「行き詰まったら目先を変えられるから」 なのではないかと。 無意識にやってるんだなあ、 よほど、飽きることを恐れているんですねえ。
アレンジは、これで完成っていうゴールがあるわけじゃない。 常に、もっといいフレーズ、もっといい音の重なり、など もちろん、そのときの気分で弾きながら変えることもあるし、 根本的に入れ替えたくなることもあるのかもしれない。 何曲も何曲もアレンジしているうちに、 方向性に変化が出てくることも考えられる。 そうした柔軟性は失いたくないので、 「現時点で」という枕詞を置いておきたいと思う。
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