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推しはバッハと公言しているとおり、 ポリフォニックで構成がわかりやすく面白く、 音の響きを求めるときにめったなことをしない、 っていう風な曲が好みである。
なので、フォーレ以降の「なんじゃこりゃ」な響きは 超絶苦手で、敬遠で一塁に進みたい派。
だったのに、没後100年に敬意を表して、 このところフォーレの小品を練習している。 わずか2ページ、3ページの曲に なんでこんなに、というほど苦労させられている。 要するに「なんじゃこりゃ」な場面が多いからですね。
乗りかかった船なので、このままもう少し粘るけど、 ある程度(自分の基準による)のところまで弾いたら、 一旦棚上げにしないと、あっという間に月日は過ぎて〜 ってことになることが目に見えているわけよ。
まだまだフォーレにはしがみつくとして、 譜読みそのものが好物なもので、 新しい曲も、音を拾ってみたくなっているところ。 これなんか、前にもチラリと譜読みして、 「今じゃねぇ」「私と方向性がちょっと」 など理由をつけて、放っぽっていた曲である。
冒頭だけ見て、ああ、プーランクですねとなったら、 きっと同じように苦労した経験があるのでしょう。
有名すぎて気が引けるとはいえ、 美しい曲であることは確かである。 だから人気なんだよね、この曲。 細かく、丁寧に音を読みながら、 少しずつ手に馴染ませられたらと思う。
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